2026.07.18-20 金木戸川・黒部五郎岳南面の支沢

沢登り

7月の三連休に金木戸川から黒部五郎岳に続く支沢に、会員外1名と訪れました。折立から黒部五郎岳が一般的なルートですが、誰も居ないお花畑を通って頂上に登る印象的なルートでした。

初日は長〜い林道のアプローチ。朝6時過ぎに集合し、打込谷に向かう茅ヶ崎メンバーにご挨拶の後、ゲートから林道を歩き10時頃に広ヶ原取水堰に到着した。途中、山奥なのに古い発電所、取水堰が続き、先人達の頑張りに驚きを受ける。

奥深い山中に現れる金木戸取水堰。先人の足跡を感じる

広ヶ原取水堰から打込谷出合までは登山道があるはずだったが、取水堰から程なくして登山道が無くなり、金木戸川へ懸垂下降して本流を進むことにした。(下山後に過去の記録を見ると、探せば登山道が続いているようですね。。)渇水のようだが流れは力強く、しばし本流遡行することになる。

透き通る金木戸川の本流を行く

12時過ぎに打込谷出合を通過し、14時半に予定してたセンズ谷出合の少し上流の幕営地に到着。平坦で、薪も豊富で、2泊共ここで寝ることにした。初日は使えると思っていた登山道が使えず、疲れたので18時に眠りについた。

センズ谷出合上の快適なテン場。焚火とタープで贅沢な夜

2日目は3時半に起床し、5時に出発。しばらく金木戸川を遡ると今回遡行する支沢と出会う。地形図から予想していた通り、前半は多くの滝が出てきて登ったり、巻いたりしながら沢を遡る。

標高2,000Mを越える辺りからはだいぶ穏やかな渓相となり、水が枯れると7月の北アルプスらしく高山の花が綺麗に咲き誇っていました。ラストは10分程の強目のハイマツの藪漕ぎの後、稜線の登山道に到達した。

遡行してきた沢、もうすぐ稜線

黒部五郎岳にはちょうどお昼頃の到着。登山道には多くの登山客が見える。稜線はガスが強く残念ながら景色は楽しめないので、少し休んで別の支沢の下降を始めることにする。こちらの沢はハイマツの代わりに岩の斜面となっていて、下降しやすい。

下降中に黒部五郎岳を振り返る

標高1,800M位まではすんなり下降が出来て助かった。そこからの急峻な地形は多くの懸垂下降が必要で、幕営地に到着したのは16時。11時間フルに動いた濃密な一日となりました。

最後から1つ前の滝の懸垂下降

最終日はゆっくり5時起床で、6時半に出発。8時に打込谷の出合、10時には広ヶ原取水堰に到着。後は悠々と林道を降るだけ。金木戸川はそんな急流部が無いので泳いで淵を下れるので、サクサク下れました。

真夏の清流を泳いで下り、無事取水堰へ帰還

好天にも恵まれ本当に充実の三連休でした。今度は金木戸川、蓮華谷も遡行してみたいですね!

(記:小林)

今回の遡行ルート

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