・参加者:L穴井、齋藤(投稿)
・コースタイム:3/6(土)0720品沢高原駐車スペース ー0810大沢出合ー0920PII-III?のコルー1200幕営地(1700m付近)3/7(日)0700幕営地ー0730P?(1P目)基部ー0900 4P目終了点ー0940 P5 1000大沢下降開始ー1130大沢出合ー1210駐車スペース
先週行った谷川の風景がとても良く、雪稜を求めて戸隠に行ってきました。戸隠は行ったことが無かったので、冬季クライミングを仕事帰りに読みまくったけれどP〇が多すぎてよく分からない。なんとなく楽しそうなP5に決めました。(笑)
3/6(土)7時に品沢高原別荘地の駐車スペースに到着。谷川に水筒とカメラを忘れたので今回はその2つのことばかり考えていたら、なんとわかんを忘れてしまった、、。
林道を歩くこと40分程で大沢出合の堰堤に到着。この日は暖かかったせいかすでに雪が腐っていて、足がはまりまくる。
大沢に入ってPI-IIのコルは見送り、多分PII-III?のコルからP5尾根に乗った。細かいPいくつかはもう全然分からないけど気にしない。
尾根の下部はしばらく藪。全装での藪漕ぎ暑すぎ。戸隠に決めた水曜日の自分を呪う。
やっと雪きたーと思ったら、めっちゃ足はまる。あぁわかん、、。
やっと雪稜!歩いてきた道を振り返る。
予定通り1700m付近で幕営。予定よりだいぶ早く着いたので1時間半くらいかけてしっかり整地。最高のテン場だった。
2日目の朝、起きた時点ではガスっていたので、ガスがきれるまで待って7時頃に出発。
1P目穴井リード 50m
左手に北アルプスの絶景を見ながら雪稜と雪壁をしばらく歩いていくと、岩壁にぶちあたる。ここからロープを出した。岩の基部を左にトラバースしてルンゼを上がる。
2P目齋藤リード 20m?
ルンゼの終わったところから、また岩を左にトラバース。からの個人的ハイライトの雪稜。トレースの無い雪稜、たまらなく楽しい。雪稜の先の木に残置スリングあり、そこまで。
3P目 コンテでまた岩の基部まで。
4P目穴井リード 25m?
基部を左へ巻いて取付き、そこから怖い木登り状態。巻くところの手がかりがなく、八ヶ岳の岩を最上級にぼろぼろにしたような岩にそっと体重をかけて左へ移った。あとは草付きを登って、雪稜に乗り上げたところでロープをたたむ。
そこからはビクトリーロード!トレースの無いビクトリーロードが1番好き。
ついにP5着いた!左手には真っ白な北アルプス一望、鹿島槍の双耳峰もばっちり見える。右手には黒くて岩々しい戸隠の稜線。山頂で食べるために(途中まで)大切に持ってきた、セブン新商品の「とんかつこっぺぱん」を絶景の中いただく。170円とは思えないお肉の柔らかさだった。ずっと眺めていたいところだけど、雪が腐る前に大沢を降りるべく出発。
雪崩ないことを祈りながら無心で下る。途中で滝が2回あり、1本目は簡単に巻けた。2本目は直径3㎝程の枝で懸垂約20m。この懸垂が1番怖くて、核心はここだった。(笑)
堰堤に到着して時計を見ると、12時なってないじゃん。早すぎ、、。
西窟チームが食べていたお蕎麦屋さんで戸隠そばを食べて帰りました。戸隠、いいところですね。来年はダイレクト尾根だ!
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