参加 相原 A山
行程 6時30分入渓~11時40分CS3m滝上~駐車場13時
前日オービスで免停確定した際に免停になるなら、
奥美濃にある海ノ溝谷に行きましょうと洗脳され
柿其川の遡行後に岐阜まで移動し駐車場で幕営した。
周辺にはトイレ等なく夜は暑いし繊細な
私には不快指数maxである。とはいえ切れ込んだゴルジュに胸を熱くさせ出発。
駐車場からすぐのかおれ橋から踏み痕を少したどり懸垂で入渓した。
入渓してすぐの1m程の滝
ここが中々難しく側壁を何度かトライし後続は引っ張りあげるも激流に四苦八苦する輩もいた。
沢全体がゴルジュ形成されており暗くすばらしい景色。時期なのかわからないが沢は結構滑る。
最初の滝以降は特に難しい箇所もなく水中ボルダリングを楽しみながら遡行していく。
ずっとゴルジュが続いていく。
枝沢からの滝も綺麗で飽きさせない。
ゴルジュが少し開けてくると第1核心の5m釜滝
泳いで右壁に取りつく。離陸が中々難しい。この瞬間は免停と罰金の事は考える暇もない。
抜け口もまずまずで楽しめる滝だった。
5m滝のすぐ上の滝は水流がきつく左岸を巻く。すると核心のCS3m滝が現れれる。
威圧感のあるCS滝は右の隙間から登るのが一般だがこの日は水流が強く近づくこともできない。
ハンマーと人口で側壁に這いあがりそこから気合のハンマー投げ
そこからの水中ユマーリング。かなり時間を要したが無事突破。
後続はCS滝の隙間からひっぱり上げる。CS滝のすぐ裏には滝がありつるつるの側壁を
ロープを出しハーケンを打ちたして登った。
側壁のクライミングも出だしが悪く落ちたら恐ろしい。
CS滝の先は特に難しい場面もなく綺麗なゴルジュを堪能しながら進むとしだいに沢は開け
平凡な河原になってくる。右手に植林が見えてきたら脱渓し快適な林道で駐車場へ戻った。
海ノ溝谷は終始絶景でテクニカルでもあり奥美濃を代表する渓谷だった。
オービスを光らせ免停と罰金で痛手の沢登りとなってしまったが満足の沢登りになりました。
こーゆう時こそ、人間万事塞翁が馬と自分に言い聞かせ安全運転で帰りました。
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