メンバー 平井・吉武・石川(投稿)
天気 8/19 ☁️☂️ 8/20 ☀️☂️ 8/21 ☁️
工程 8/19 扇沢9:00-室堂12:15-剣沢15:00
8/20 剱沢4:30-源次郎尾根6:15-剱岳山頂10:45-剱沢
8/21 剱沢8:00-室堂-扇沢
私がこの夏は剱に行きたい!と北岳バットレス以前からまなちゃん(吉武)に話していたため、初剱岳へ!
今回は頼りになる大ちゃんも一緒で、贅沢に4日間休みを取り計画を立てました。
当初の計画では、成城大ルートとA2南壁。でかいザックを持って扇沢へ!
重いザックを背負って乗り継ぎをしてやっと室堂へ!
着いた〜〜と思いきや雨で出迎え。雨雲レーダーと睨めっこして待つこと1時間。雨は上がった。
剱沢までが想像以上に遠いし、途中から雨風が強まってきた。
熊の岩はここからさらに奥なのかよ・・・。と軽い気持ちでチンネ行きたい!と言っていた自分をぶっ飛ばしたくなった。
明日の天気は晴れのち雨。明後日は雨予報。
成城大ルートに行くには微妙すぎる天気だったので、明日は成城大ルート取り付きの下見も兼ねて源次郎尾根に行くことにした。
剱沢は風が強すぎて、夜中テントが2回浮いた気がした。
雪渓がどうなっているのか謎だったので明るくなってから出発!
まなちゃんがAmazonで買った、怪しい謎の14本爪アイゼンを持ってきていた。スノープレート?が無くて超軽い&安いらしいが、今回の山行以降は果たして使えるのだろうか・・・。
尾根の取り付きに着くと雨が降ってきてしまった・・・。
しょっぱなの大きな岩が乗り越えられなくてハーケン頼ったけどそれ以降は快適な登り。
しばらく灌木帯を登るといつの間にか雨は止んで、青空が見えてきた!
成城大への取り付きの中央バンドへの道はよく分からないなぁ・・・と歩いていると目の前にⅠ峰上部岸壁が現れた。かっこいい。トポと照らし合わせるけど正直どれがどれなのかよく分からない。けど垂直な壁がとにかくかっこいい。
ひたすら岩稜登り。急なところあるので息が切れる。
Ⅱ峰が終わると後は頂上に向かって登る・・・んだが、意外とルーファイが必要だった。(どっからでも登れるけど)
もうすぐ頂上かな・・・?見上げると先頭を歩くまなちゃんが何やらこちらに向かって話しかけている。口の動きで「ちょ・う・じょ・う」だと思った。この辺は落石注意ポイントだったので慎重に歩いて「頂上〜〜????」と聞き返す。まなちゃんはシーー!と口の前で人差し指を立てる。ようやくさっきの言葉が「ら・い・ちょ・う」だということに気がついた。
可愛い雷鳥の親子がいた。行きに天気悪いなら雷鳥見れるといいね〜と話したりだとか、雷鳥の鳴き声の真似をしていたから単純に会えて嬉しい!
雷鳥で元気をもらって少し登るとあっという間に頂上!
実はメンバー全員初剱岳!やったね!
そしてまなちゃん念願?のティータイム☕️
大ちゃんが持ってきたピーチティーがめっちゃ美味しかった🍑
意外と早く着いたので南壁のA2行くか〜と話す。が、天気は今にも降りそうな雲行きに。とりあえず平蔵のコルまで行ってみようということになった。
平蔵のコルに着いて取り付きを探す。・・・が結構急なザレ場だし、雪渓がやらしいつき方している。雪渓ジャンプして取り付いて失敗して落ちたらやだね・・・。確か3〜4ピッチしか無いんだよね・・・。とか行きたく無い理由をまなちゃんと二人でツラツラ上げていると雨が降ってきた。結構な雨。よし、やめよう!!
なんだかんだ、みんな心の中では行きたくなかったのだろう。さっさと帰って夜ご飯を食べよう。
結局下山はほとんど雨。
スコールみたいな土砂降りになった。テン場に着くときは、本当にバケツをひっくり返したような土砂降りで、山頂の方から雷鳴が聞こえた。テントは強風で飛ばされないように朝畳んでいたのだが、見事に浸水して水たまりができたいた。けど、大量に持ってきていた食糧で元気復活!
明日も天気微妙なので、下山することに。
帰りは大ちゃんがテント全部持ってくれたので軽い!軽いけどやっぱり登りは辛い・・・!
雷鳥沢でキャンプしたい〜〜とぼやきながらティータイム。
今日から入山する、小林さん石毛さんが現れるのを待つ。
笑顔の小林さん石毛さんを見送る。
ここは青空だけどきっと剱沢は曇天だ・・・がんばれ・・・!と二人の健闘を祈って最後の登りに向けて出発!
雨の多い山行だったけど、源次郎尾根を登っているときは青空が見え景色も見え、素晴らしい天気だった!雷鳥にも会えたしなんだかんだ恵まれていたと思う。
初剱、良い山行だった!
遠すぎるから、チンネ行きたい!とは再来年ぐらいまでは口が滑っても言わない。。。
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