参加 相原 A山(会員外)
日程 1日目 7時入渓点~二俣幕営地11時50分
2日目 6時二俣出発~大笠山10時30分~大笠山駐車場12時50分
今年の沢納めをしたいから北陸の大畠谷に行きませんかとしつこい誘いがあり
渋々了承し神奈川から5時間以上かけて行ってきました。桂湖にある大笠山登山口に
車を停め出発。
登山口より歩いてすぐの橋から25m懸垂で入渓。
入渓してから25m大滝まで難しい所もなく景色を楽しみながら進んでいく。
25m大滝は左岸から高巻く。50分程で25m大滝と10m滝上に懸垂25mで降り立つ。
10m滝上
しばらく景色は開け河原歩きを終えると再び側壁が高くなり渓谷らしくなってくる。
魚影は河原に少し見られる程度だった。
滝がいくつか出てくるが快適に登っていく。
相変わらず写真は撮らないスタイルで先へ進む
CS滝は登れないので左岸から巻く
出だしの巻きがグズグズで少し悪い。斜め懸垂にて落ち口へ。
初日にロープを出した2段の滝
1段目は水流をトラバースして左壁からフリーで登る。
2段目は左右から登れそうだが右壁からロープを出して登る。
今回の沢で御一緒になったI夫妻は左から登られたみたい。
ハーケン1本打ち込み空身で登り荷揚げする。
快適に先へ進む。
2段40m滝は少し戻って左の枝沢から高巻きしドンピシャでロープは出さず落ち口へ
ゴルジュ地形だった沢は急に明るく開け有名な二俣の岸壁が姿を現す。
すばらしい景色だがまだ12時前。日帰りにします?もったいないから
泊まってこーよ!
薪は二俣少し手前から集めたがやや少なめ。タープと焚火も準備オッケー
I夫妻も合流し4名で焚火を囲むと楽しい時間はあっというまに過ぎ就寝。
翌日は右俣の遡行の為、ゴルジュ入口から逆くの字を書くように壁を登り
左上の灌木帯まで進む。ロープは出さずフリーで登った。
スケールは50mロープ4pくらいか
岩質は脆い部分もあり快適とは言い難いが高感度のある楽しいクライミングができる。
登攀中に右俣を望む。パートナーはビビッて全然ついてこない。
左俣と右俣
灌木帯に入り落ち口へクライムダウンし懸垂25mで沢へ復帰する。
ゴルジュの巻きが終わると平凡な河原になり沢を稜線まで詰めあげる。
途中藪漕ぎがでてくるも許容範囲だ。稜線にでるとあまり歩かれてない
ワイルドな藪もでてくる登山道が大笠山の分岐点まで続く。
A山が全然来ないけど一人で大笠山へ無事到着。
山頂手前にある避難小屋。3日行程の場合はここに泊まるとよいかも。
分岐点に戻るとA山もちょうど到着していた。
山頂まで往復400mだよ。行ってくるでしょ?
行かないです。山頂求めてないんで!僕は原理主義じゃないから大丈夫です。
残置無視ならぬ山頂無視の沢登りスタイルを教えてもらった楽しい沢納めになりました。(多分)
オバタキタンを遡行しててオバタリアンをふと思い出し幼少期を回想しながら
神奈川へ帰宅しました。
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