メンバー 濱野・上荒磯
天気 あっぱれ日本晴れ
タイム 5:15駐車場~6:30一ノ倉沢出合~7:50取付き~終了点11:00~13:00一ノ倉岳~16:30駐車場
谷川を登って紅葉が見たい。3ルンゼに行きたい。10/18の谷川初冠雪以降、天気や積雪情報をチェックしていた。好天が続き溶ける事を期待していたが、山頂付近は積雪が残り、前日も山頂は降雪。10月末の中央稜登攀の記録を見つけ、行った事がない南陵を計画する。
題名「一ノ倉と対峙する君は、何を想う」
「おなか空いた~、雪さむそ」じゃない事を祈る・・・
モルゲンなんちゃら狙いのカメラマンは多いが、出合にはクライマーはおらず。先をいそぐ。
テールリッジへの下降点にも人おらず。快調に進む。中央稜、変チを越え南稜テラスへ。どの壁を見ても誰もいない。まさかの「一ノ倉沢独り占め」だった。何も気にせず、ゆっくりのんびり支度する。
1P目チムニー上まで、はるちゃんリード。
日陰のチムニー登攀で古傷の小指が冷える。状態確認の指示が飛ぶ。「指、ついてます~!」
落石の心配もなく、自由にのんびりと登る。聞こえるのは、互いの掛け声だけ。
馬の背リッジを行く米粒はるか彼方。
あっというまに最終ピッチの垂壁へ。お互いA0することなく完登できてよかった! ※下に見える2つの雪渓の間が本谷F1だ。
「後ろに見えるのがホワイトチョコマウンテンでございます~♪」
「こちらが新発売のチョコマウンテンでございます~♪」
靴をはき替えザイルをしまい小休憩後、国境稜線をめざす。踏み跡を辿り20~30分で変チから国境稜線への踏み跡に合流。前回も歩いているので安心していたが、思った以上の積雪で慎重に行く。
無事、一ノ倉岳へ。紅葉どころか雪山だ・・・
何はともあれ無事登頂。おつかれさま♪
今回は時間も早いため西黒尾根で下山。
紅葉は逃したけど、雪化粧した谷川もきれいでした。
極寒の予想は外れぽかぽか陽気。静かで落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと谷川を味わえた、そんな山行となりました。
おわり
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