ドロミテ旅行記③(5日目)~Vinatzer登攀~

山行報告

5日目(8月17日)

ドロミテ後半戦、せっかくなら1番高いセラタワーに行こうってことでサードセラタワーへ。

右からファースト、セカンド、サードセラタワー。

3rd Sella Tower Vinatzer(V+ 11P)

コースタイム 5:15 Hotel Maria Flora駐車場 6:00取り付き 6:30 登攀開始 12:00トップアウト 12:40 下降開始 14:30 取り付き

高低差は350m。こんなのがいくらでもあるんだから海外ってすごい。

ご丁寧に取り付きにルート名が。
シャモニーでは暑くて黒光りする程焼けたのに、ドロミテは寒いな!

ちょうど明るくなってきた頃に登攀開始、私先行でつるべで登る。V以下なので快適!残置は全然無くて、カム1.5セット持っていって良かった。

2P目。岩は脆そうだけど意外と安定してる。
後ろにはサッソルンゴのファイブフィンガーズ。よく見ると親指がある。
3P目。
さすが人気ルート。後続がどんどん来る。
核心の6P目フィンガークラック。

フィンガークラックは足のスタンスが豊富なので登りやすい。ハングもガバだけど、リュックがあるとちょっと大変。

芸術的なカムの決め方 Byゆみこ

8P目は、途中から右上するところを思い余って直上。ルーファイの下手さは一生成長しなそう。恐ろしいトラバースをして復帰。

8P目終了点から。

9P目からはルートが2通りにとれる。人気らしいViaJahnをチョイス。

最終Pのビクトリーロード。

そこから快適な3Pを登り山頂へ。

後ろには荒船山のようなサッソポルドイが見える。
ノートを書く。次に日本人が登るのはどれくらい先かな?

まったり休憩後下降開始。

山頂の南東側に懸垂支点。

懸垂3回(20m+20m+50m)とクライムダウンで6P目取り付きのバンドに出る。バンドをトラバースして、更に懸垂4回(10m+10m+40m+20m)で取り付きへ降りる。

最後の懸垂。

コミチもトレチーメも下降が大変だったけど、ここは懸垂支点が分かりやすくてすんなり下降出来た。

壁の高さが分かる。
2人ともカフェイン中毒。

下山後、マリアホテルのカフェで登ったセラタワーを眺めながらコーヒータイム。これが出来るのが素晴らしい。

早く降りてこれたので、帰り道にカナツェイ観光して宿へ。カナツェイの街にもアウトドアショップはあるけど、コルタナダンペッツォの方が充実していた。

夕飯はだいたいこんな感じ。

目玉焼きは高確率で潰れる。握力余りすぎ?

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