2023/01/15 白毛門

山行報告

こんにちは!新人の岡田です!先週の日曜日、白毛門登山に行ってきました!

参加者: 中村、嶋、濱田、岡田

天気:晴れのち曇りのち雨

行程:7:00谷川岳駐車場発→12:00白毛門山頂→15:00下山

僕自身は今シーズン初の雪山!ドキドキとワクワクが止まらないです。

僕以外のみなさんは手慣れたメンバーです

朝7時頃駐車場発。

朝は少しばかり冷え込んでおり着込んで出発しますが、歩いてるうちどんどん気温も上がり汗だくになっていきます…!気付けばみんな薄着に。

雪はどんどん緩くなっていき、ツボ足が何度も埋まっていきます。足を引っ張り出すと余計体力を使い大変ですね。ワカンを着け、苦闘しながらも緩い雪を越えていきます。

途中からトレースは無くなり、交代でラッセルをしました!ラッセルはやった事がなく、辛いもんだと思い込んでましたが、ラッセル、めっちゃくちゃ楽しい…!!何もない場所をかき分けて進んでいく感覚はまさしく冒険をしてるようだと。なかなかスタスタ歩かせてくれない雪にどうも愛着が湧きました。簡単な事はつまらないなと、試行錯誤する時間というのは楽しみを与えてくれますね。

樹林帯を抜けていくと左手に大きな岸壁がバーーーーンと出てきました。

初めて見た谷川の岸壁は圧巻。足を止める度、ずっとずっと眺めていました。クライマーの舞台、自分にはまだ先のように感じますが、いつの日かと覚悟を決めました。アルパインはあまりしないだろうなと思っていましたが見ると心は動くものですね。

帰ったら写真を見返し、有名ルートと写真を隣り合わせにして何度も岸壁を目で追いました。

メンバーにしてもらった面白かった話は、クライマーはアーティストだと。山にいかに美しいラインを引くか考え登る、と。スキーが得意な自分にとって、真っ白な雪に筆を運ぶようにシュプールをつける行為はまさしく絵を描いているようだと思っていましだが、精通するものがありますね。

このあたりから少し風が出てきて、服を着直しました。同時に斜面も急になってきたのでワカンからアイゼンへ。暑くなったり、寒くなったり。スムーズに体温調節できるレイヤリング考えよ!と思いました。

少しひんやりする岩を越え、山頂へ。あたり一面の白銀の景色はどこまでも壮大で、本当に来てよかったと思わせてくれました。

風を頬で感じ、足を動かし血を回し、一歩一歩、山頂に向かっていく。

大地が迎えてくれている、久しぶりの感覚。やっぱり、山はいい。自分は彫刻をしているものですが、少しずつ身体を動かし実体が見えて来る感覚はかなり彫刻的だと思います。山は無限に思考する時間と素材を与えてくれるのでやめられないですね。

下りは気をつけて降り、途中アイゼンからワカンへ。気温が上がり、雪もグズグズに、なかなかに緩い足場に苦戦し、何度も埋まりながら、コケながら、雪だるまのようになりながら降りました。スタスタ歩いて降りるみなさんを見て、もっともっと歩いて上手くならないとなと思いました!

帰りに名物生どら焼きをお土産に!僕の友達にも大好評でした。谷川に行った際は、皆さん是非に。

かなり遅いシーズン初めでしたが、いいスタートを切れました!みなさん、ありがとうございました!

岡田

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