- 参加者:水島いさお(CL), 嶋(記)
- 行程: 5:45舟山十字路〜8:30立場山〜9:00青ナギ〜10:10無名峰〜11:10 P3ルンゼ〜11:55 阿弥陀岳〜14:00 御小屋山〜15:00 舟山十字路
主要メンバーにとってはガチ山行月間の2月。アルパイン初心者の私は恐れ多くて軽々しく手は上げられないので、会外のゆる雪山やスノーシューで遊いますが、雪山アルパイン経験以降(特に八ヶ岳合宿以降)、一般登山道の雪山に物足りなさしか感じられなくなってしまいました。
そんな中、いさおさんが「11-12日なら空いてるよ、阿弥陀南稜に行こうか?」と言ってくれたので、「12月の敗退リベンジしたいので行きます!」と即答。それも私リクエストで日帰りプランで実現です。
金曜に降り積もった雪量に不安を持ちつつも舟山十字路から登山口方面にはトレースがあったので、ワカンは持たずに暗闇の中、ヘッデン付けて出発。
南稜入口からはトレース無し、積雪量は膝下丈で思ったより少ない。尾根取付きは強傾斜面をアイゼン付けて登り稜線へ。稜線上の雪はとっても少ない。
ここから先頭交代、私のペースで樹林帯を進む。樹林帯も雪は少なめ、たまに埋もれても膝丈レベル。歩きやすいので、そこそこいいペースで進んでましたが、2000m付近で爆速4人組に追い越され、この4人組の内のおひとり、下山後に知ったけれど、毎度軽装で爆速ペースで山行をしている女性でした。
青ナギで待ってるだろういさおさんを追いかける。
立場山周辺から雪深くなり足丈程の深さ。爆速で追い越ししてくれ、ラッセルまでしてくれた4人に感謝しかない。
どれぐらいの遅れだったのか分からないけれど、青ナギ到着と共に倒れこむ私。休憩と登攀準備を整えて再出発。阿弥陀岳方面は雲に隠れているが、登頂する頃には晴れてほしいな。
ここまで快調だったいさおさん、無名峰へ続く道で少々疲れが出てきた様子。登攀ギアを装着し、背負う荷物が少し軽くなった私は逆に快調になり、ここで先頭交代。
無名峰からは周囲の山々も見え始め、絶景好きの私は更に快調になり、P1→P2→P3とルンルン進む。
あっちの山は権現なのかな??
P3トラバース抜けたら、ルンゼに向けて下降。
ワイヤーがあるとちょっと安心。
フリーで進むか、ロープ出すか自分で決めていいよ、と言われてたので、フリーで進むことにする。ふくらはぎパンパンになりそうな傾斜だけど、ダブルアックスできびきび登れる、楽しい♡
支点ボルトやロープもちょっと雪に埋もれてるだけですぐ掘り起こせる感じでしたが、途中からはアイスバーンの上に雪が軽く積もってる程度。上部には雪さえ積もらず、アイスバーンが広がってたので、ちょい悪いけど、左上してルンゼ終了。
登頂目標12:00、2人揃って完登記念写真。晴れは続いてくれなかったけれど、無事リベンジできました。
下山は御小屋尾根にて。南稜とは違い雪質は重く、樹林帯の雪は深かかったです。
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