2023/5/27 四十八滝沢

山行報告

参加者/ 平島リーダー、テルさん、伊三雄、K氏、よっしー(記)

四十八滝沢。名前から想像するだに滝の連続。私はついていけるのかと心配だったけれど、平島リーダーが会外の友人も一緒だからと沢好きのテルさんと会の重鎮・伊三雄さんにも声をかけてくれた。

梅雨入り前の貴重な晴れ!沢に行こう〜!

9時01分入渓。最初の滝から滑ってロープを出してもらう。その後も休むことなく滝・滝・滝!テルさんと平島さんが交互にリードしてくれるものの、私は足が滑って四苦八苦してしまう。

『足だ!足っ!』と伊三雄さんの叱咤が後ろから飛ぶ。踵を掌で抑えてもらって、それでも足が届かず岩の上に膝をついてしまったけど『まぁいい、行け!』と続けて声が聞こえた。そんな場所でも伊三雄さんはノーザイルで顔色変えずスルスルと上がってきた。さすが。

新緑が眩しい

結構、滑っていて私は滑る。でも、私がいなかったらロープは出さなかったそう。みんな凄いなぁ

その後、足場が悪い所で私が横向きにコロコロと2mほど滑落。ちょうど下にいた平島リーダーにキャッチしてもらった。平島さんがいなかったらそのまま転がっていったな違いない。こんな風に簡単に落ちるのかと思った。その後、逆層の滑る滝でゴボウで上がり、上がりきったところでまた足を滑らし落ちそうになる。『気を抜くなっ!滑落して死ぬぞっ!』と真横にいた伊三雄さんの声をはっきり覚えている。すでにかなり疲れていたのだと思う。

ここの景色が素晴らしかった!

沢が終わりに近づいてきて斜面が緩くなり、水が少なくなってきたと思ったらファンタジー映画に出てくるような沢が現れた。黒々した岩を覆う美しい苔。その間を流れるキラキラした沢水。柔らかく眩しい新緑。ちょうど陽が差し込み辺りが輝いている。普通のやまあるきではみれない、こんな景色を見てみたかった。心に焼きついた。

開運山の山頂直下の湧水。最初の一滴。ご利益あるかなぁ

しかしクライマックスはこの美しい沢の上にあった。大幡川の水源、湧水が混々と湧き出ている。開運山の山頂直下。喉を潤す甘く冷たい岩清水。みんなで美味しい美味しいと飲み続けた。

最後のツメは鹿道を辿り尾根にでて、ミツバツツジに彩られた登山道を経て三つ峠山へ。あいにく富士山は雲に隠れていた。

下山後は『より道の温泉』に行き、吉田うどんを食べ、テルさんがどハマりした『ゆるキャン』の聖地巡りをして、山梨を存分に味わい尽くし帰路についた。

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