参加者:浦野、鈴木(投稿)
夏だ!猛暑だ!沢登りだ!!
・・・そりゃそうだ。列島軒並み警戒アラートで、うっかり子連れで買い物にでも行こうものなら「不要不急の外出」と後ろ指をさされかねない昨今。
でも、本チャン(死語?)に行くなら本チャンっぽい岩場でトレーニングでしょ。
というわけで、三つ峠に行ってきました。
正直、心のどこかで「三つ峠は卒業かも。」と思っていましたが、落ちられないクライミングは決して易しくなく、ガチガチに緊張しながらの全力登攀でした。
>裏登山口 7:00
稜線につくと、ちょうどガスが上がってきて、思いのほか涼しい。
・亀ルートⅣ+、3p 8:30-9:35
昨日は雨だったようだが、滝にはなっていなかった。
・巨人ルートⅥ+、2p 9:35-11:00
核心、浦野さん痛恨のフォールでオンサイトならず。しかしフリーで抜けたあんたは偉い!
・中央カンテダイレクト(1p目後半はジャック)5.10c、3p 11:10~13:00
ジャック5.10cはほんとに難しかった。リードしたあんたは偉い(なんでそっち登っちゃったの?)
・岳2~中央カンテ 5.11a/Ⅴ+、2p 13:00~14:20
核心ピッチだけ陽射しが出てきて(あとは終日涼しかった)全身から汗噴出。
もーだめ、テンション!!と叫びつつ掴んだカンテがガバだった。いちおう荷重かかる前に登れたけど、これでレッドポイントを公言したらフリーの神様は怒るだろう。。
・草溝直上~ホットドッグ 5.9/Ⅳ+、2p 14:45~15:55
2p目は小森=中山クラックを登る予定だったが、登ってみたら階段だった。右のカンテ裏に、見るからに悪そうな(とくにプロテクションが)ホンモノがあった。
・観音左~クーロワール~紅葉おろし 5.8/Ⅴ-、3p 16:15~18:30
トポだとクーロワールは「完全なチムニー登り」「難しい」とあり、第三バンドまで直登するように書いてある。「ってことは、まだ先があるんじゃないの?」と余計なことを言って、右へ抜けないラインを浦野さんにリードしてもらったが、ただのボロ壁/ヤブ漕ぎだった。ごめん。
初見の紅葉おろしは想像以上の手ごたえで、暮れなずむ都留の谷と富士山を眺めつつ「あーこれで出し切ったな」「それにしてもいい景色だな」なんて思いながら登った。続けて権兵衛チムニーを登るつもりでザックは第三バンドに置いてきてしまったので、フォローしてきた浦野さんに、「懸垂/登り返しで回収する?」「懸垂で下まで降りる?」「それとも予定通り権兵衛登る…??」
・権兵衛チムニー 18:35-19:10
「権兵衛登りたいですね!!」と迷いなくリードするあんたは偉い。ビレイ解除のコールでヘッドランプを点けたら、その瞬間あたりが真っ暗になった。こういう体験を積めるのも三つ峠のいいところですね。
>山頂19:40、下山20:20
実力はまだまだ、を思い知らされつつ、二人とも2年前の三つ峠祭りからの成長を実感できた1日だった。
三つ峠祭り、みんな誘って(月例?)またやりたいね!
2日間あれば手分けして全ルート登れるんじゃない??
と盛り上がったので、山行名は勝手に前夜祭、とした。
ベテランの皆さんも、これからアルパインをめざす皆さんも、ぜひ一緒に行きましょう!!
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