- メンバー みやざき・はまだ・マサヨン(記)
- 行程 6:30 吾作新道登山口駐車場〜 6:50 砂防堰堤〜 9:30 一ノ滝〜 10:45 オタキノ沢出合 〜11:00 二段10mトイ?〜 12:10 スラブ帯(高巻き)〜13:15 コロッセオ(50mドーム)〜14:45 登山道〜 15:30 矢場ノ頭〜16:45 茂倉岳登山口〜 17:25 駐車場
- 装備: ロープ50m, リンクカム#0.5〜#2, エイリアン灰色, アルヌン×5本, スリング180×1, 120×2, ハーケン×1, ハンマー×2
- 沢靴:ラバー! 出発直前までラバーとフェルトで大いに悩んだが、ラバーで大正解。フェルトが優位なのはコロッセオ以降の小滝連続ゾーンだけだった。
9月に入っても週末天気は微妙続きなので、天気持ちそうな土曜で日帰り沢へ!私にはちょっとレベル高そうだけど、登れる2人がいるので心強い。
6:30 吾作新道登山口駐車場を出発、堰堤を抜けるため、入渓早々に泳ぎ。その後はナメが広がりる万太郎谷下部の渓相は朝陽でキラキラしてとっても綺麗。
関越トンネルの換気口が見えてきた辺りで先行パーティに追いつき、オキドウキョ入口で待つと時間かかりそうだったので、巻道で追いぬく。
その後もちょっとしたゴルジュが現れる。落ち口横に残置スリング見えたので、泳いで取付く。落ち口にはスリングを持って移動。
その後も泳ぎありの釜とナメが続く。
9:30 一ノ滝、リングボルトがある右岸から草付きを登る。みやざきさんにリードしてもらう、頼もしい。
(岩と同化してしまい見えづらいけど…)
一ノ滝を抜けるとすぐにオタキノ沢出合、ここから見上げる稜線が…遠い。まだ先は長い…。
オタキノ沢もナメとトイの滝が続き楽しい。
11:05, 2段10mトイに到着。水量もそこそこありそうな中をリードするみやざきさんの姿に惚れ惚れ…ここではリンクカム#0.5〜#2を全部使った。
この先はスラブ帯に滝が続くので高巻き。思った以上に高く巻かないと危なそうで慎重に登り、大岩の辺りまでおりていった。
滝がいくつも続いた先にドーンと現れるコロッセオ(50mドーム)。円形劇場の階段を登る様に左から登り始め、右左とジグザグとフリーで上部へ。この辺りから足場の滑りが出始め、フェルト靴のはまださんに先行してもらい、ラバーの2人はは慎重に後ろからついていく。
コロッセオの後は右俣で進み、正面に壁が見えてきたら左のルンゼ方向へ。ルンゼの中の岩は脆く、ホールドも慎重に選んで登る。脆い&ヌメる箇所もあるので、メンバー次第では補助ロープなどあっても良いかも、と話して通過。小滝連続ゾーンはヌメり増し増しでラバーでは全く登れず、フェルト靴のはまださんがいて良かった!
登山道合流した時には真っ白なので、茂倉岳には寄らず、一般登山道にて下山。シャワークライミングでずぶ濡れにはなったけれど、雨に降られることなく、ヘッデン下山にもならずに終われて良かった。
10mを超える滝を登攀できる日は程遠そうだけれど、広々とした明るい&登攀要素もある沢が楽しい。今回もご一緒してくれたお二人、とっても心強かったです、ありがとうございます。