メンバー:塚越、海保、宮崎、斎藤、ひらしー、濵田、浦野
装備:沢靴(ラバー)、ウェットスーツ、ライトプリマネオン上下、ライフジャケット、テルモス、登攀用具、50mロープ
柿其渓谷駐車場 7:20~牛ヶ滝 7:30~入渓 7:40~ねじだる9:15~霧ヶ滝 11:45~箱淵 13:45~脱渓 14:15~柿其渓谷駐車場 15:15
前から行ってみたかった柿其渓谷の沢登り。初めて柿其渓谷の写真や動画を見たとき、白い花崗岩とエメラルドグリーンの水が織りなす美渓に一目惚れした。
ガイド本には泳ぎ専門のゴルジュ(泳ぎのグレード5+)と書かれていたこともあり、年度初めから泳ぎ沢の練習を計画し、丹波川本流で泳ぎと渡渉の練習をしてきた。
当日は心配していた天気も回復し、メンバーも心強いメンバーが集結。これ以上にない条件で遡行に臨める。
柿其渓谷駐車場(きこりの家前)に車を停め準備を進める。一日中泳ぎであるため寒さに心配のある人はウェットスーツを着用する。
しばらく遊歩道を歩き牛ヶ滝が見えてくる。この滝は登攀できないのでそのまま遊歩道を上がり、途中から右にそれる形で踏み跡があるのでそこから入渓点まで5分ほど。
入渓点から素晴らしいエメラルドグリーンの沢が迎えてくれる。もう楽しー!
早速泳ぐ!泳ぎが得意な人もそうでない人も、協力しながら遡行する。
泳ぎだけと思っていたが、登攀力も少々必要な場面がある。白泡立つ淵は塚越さんが流れの早い中、左壁をへつって右壁へ移り、登攀して突破!
ねじだるの滝は右壁スラブをトラバースする。落ちると白泡たった滝に巻き込まれるので緊張感がある。ラバーソールが活躍した。
チムニー8m、泳いで取りつき、登攀はガバホールドありで登りやすいがマントル返しがぬめっていて膝でクライミングした。硬い花崗岩のクラックにカムがバチバチに効く。キャニオニング用のペツルのボルトがあるので支点も取りやすかった。チムニー登った後のそのまま水流沿いに行くラインがとてもスリルがある。余裕があればこちらからいくと楽しい。左からは安全に登れる。
激流の斜滝は左から巻けるが、突破した人がいることを聞き、各々挑戦!
跳ね返させられました。
しばらく穏やかな渓相に変わり休憩をはさみながら美渓に癒される。
霧ヶ滝 10mは左から登攀して右にトラバースする。ラインをミスり少し上方からトラバースしてしまった。フットホールドが細かく、水流へ1手1歩出すのに時間をかけてしまった。こちらも支点にキャニオニング用のペツルボルトを使えた。
霧ヶ滝を超えても泳ぎは続く。泳ぎ、へつり、飛び込みを駆使して突破していく。
箱淵、本日のメインイベント!
とてもきれいなゴルジュを泳ぎで突破する。水量は平水かそれ以下のため聞いていたよりは進みやすかった。ここでも茅ヶ崎のチームプレイが光る!
ここを過ぎると川遊びタイム。脱渓点が近づくにつれてみんな帰りたくないと水と戯れてなかなか上がってこない。もっとここで遊びたかった。
脱渓は林道の橋下のルンゼから、浮石が多いので注意。
林道に復帰したとたんにアブがお出迎え。すぐにギア類脱いだり、着替えして駐車場に戻る。 こんなきれいな沢登りは初めてだった。まだ上流部での遡行ができるのでまたの機会に訪れたい思わせる渓谷だった。
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