2024.11.03 乾徳山旗立岩中央稜&第一岩稜

山行報告
  • メンバー 冨澤・浦野・マサヨン(記)・Hボーイ(会員外)
  • 行程 6:50 大平駐車場〜7:40 国師ヶ原〜 9:30 取付き〜9:40 1P登攀開始 〜 11:00 終了点/登山道合流(後続待ち〜11:45)〜12:00 歩き 〜 12:20 1P登攀開始(濡れてて断念) 〜13:⁇ 2P登攀開始〜 13:?? 乾徳山山頂〜 のんびりランチ〜14:50 下山開始〜15:20月見岩でボルダリング〜16:30 大平駐車場(下山)
  • 装備/パーティ ロープ50m×2, スリング180〜240×2-3本, アルヌン(60)×8本, カムC0.1〜3/セット(1以下が使用頻度高め)

クライミング最適な季節!で外岩続きの週末、そろそろマルチピッチも行きたいな♪と八ヶ岳マルチ企画したものの、季節外れの台風で乾徳山旗立岩へ転進。

アルパイン入門ルートとの事で、「物足りないかもよ?」なんて出発前に言われたけれど、いやいや、久々に荷物背負ってのアルパインリハビリには丁度いいルートです。

鮮やかな落葉の中を歩く

ひんやり空気の中、駐車場を出発。国師ヶ原十字路までほぼノンストップ。その調子で標高1900mまでもぐんぐん進む。やっぱりみんな早くて強い。

1900m付近でハーネスはいて取付きへトラバースで進むと、足場の悪い斜面にはロープが設置されていた。そこを直進すると目の前に岩稜が見えてくる。懸垂下降なして無事に取付き到着。ジャンケンでパーティ決め&登攀順番決め。

先発(マサヨン・浦野)、後発(Hボーイ・冨澤)

1P:階段状に見えるけれど、逆層&岩が動くのでなかなか怖い。ハング越えも大したことはないものの、微妙に悪いので乗越すのに勇気がいる。

不安だからと小刻みに中間支点取ったらロープの流れも悪くなり、ロープに引っ張り落とされそうになり、更にビビってもじもじしてしまった。

2P:ピナクルの先はみるからに快適そうなルート。左には乾徳山山頂、右には富士山、眼下には紅葉で明るい森が広がり、眺めよし&高度感もあり最高じゃないか。

先行チームは1-2P共に少し伸ばして登ったせいか、たった2Pで登山道に合流、たった1h20mで終わってしまった…笑

後続チームは一般登山者に注目される中を登攀。さっきまで見えていた富士山は雲に隠れてしまったけれど、雲を背景に登る2人のシルエットは絵になり、かっこいい。

小休止の後、40m程下降して第一岩稜取付きへ。

先発でHボーイ登り始めたものの、陽の当たらない面だったからか、前日の雨濡れがまだまだ残っており登れないとのこと。諦めて2P目だけ登ることにして、またまた上部へ移動。

第一岩稜取付きから、木で隠れてる面がびしょ濡れだったそう
気を取り直して2P目から山頂へ

登り始め早々、残ハーケンで中間支点を取った後に大股で右にトラバースする瞬間、あまり良い手がなくちょっとビビったものの、瀬沼塾で何度も聞いた「正しく足に立ちこむ」?を意識したら何て事なく安定して登れ、これまたあっという間に山頂に出て登攀終了〜。

2P目を先行チーム(Hボーイ・冨澤)は、山頂でランチ準備を始めてくれてたので、ロープ片付けてちょっとしたら熱々の美味しいキツネうどんを頂く。

うどん食べてのんびりしてたら、ガスも晴れてきて富士山が再登場!

こっちからみる富士山は左右対称で美しい

14:50、景色もお腹も満たしたので下山開始したものの、素直に下山しないクライマー達…。髭剃岩や月見岩でボルダリングが始まる。

ひと通り遊び尽くしたので、ここからはほぼノンストップで駐車場まで下山。

帰路「ほったらかし温泉」でさっぱりしようとしたが、温泉入場するのに長蛇の列!!即座に断念し、次は「ほうとう」を食べに店に向かうがこちらも約20 組40分待ち!!

さすが三連休中日、下界の観光地はどこもかしこも激込み。中心部から離れたお店で無事ほうとうにありつけた後、帰路に着いたのでした。

おわり

タイトルとURLをコピーしました