メンバー:CLつよ、宮崎
行程:駐車スペース(新茅荘)→戸沢出合7:30→ルート誤り→戸沢出合8:40→セドノ沢左俣→稜線(新大日)12:58→セドノ沢右俣下降→右俣大滝F4上15:00→駐車スペース(新茅荘)19:00
つよさんがセドノ沢へ行きたいというのでセドノ沢左俣と、何年か前に行こうとした右俣下降をセットで行って来ました。
前日になってヤマレコで記録を漁ったところ、右俣を下降してる記録が全然なく嫌な予感がしてましたが、予感的中でなかなか大変でした。。(右俣下降は全くおススメしません。)
出だし、沢を一本間違え1時間30分程ロス!
ただ、左俣自体遡行は順調で、登れる滝が多く、沢慣れたつよさんと2人でフリーで順調に進めました。
大滝とその先の10M滝のみでロープ出し、大滝はびびってハーケン1枚うち足して突破。10M滝は右壁を寒かったのでシャワーを避けて巻き気味に登りました。
稜線到着後は、後半戦、右俣下降。
なるべく大滝のすぐ上に出たいので、ダウンロードしてきたGPSのログを確認しながらギリギリまで登山道を進み、鹿柵が設置されてる辺りから下降を開始したろころ、GPS見ながらなので当たり前ですがドンピシャで大滝上のF5上に着けました。
このF5は右俣大滝を直登(難しい)した者しか見ることができない幻の滝だそうですが(通常は左壁を登る)、残念ながら写真なしです…。
大滝の懸垂下降は、最初、F5上の木にロープ直掛けにしてたのですが、ロープ引けなくなりそうな予感がしたので、F5下に降り立ってから登り返しで懸垂支点を捨て縄+カラビナに掛けなおしました。(登り返しにはレッジでの遭対訓練が役に立ちました。)
大滝の懸垂下降は、本日のメインイベントで、一瞬ですがシャワー&アドベンチャーで楽しかったです!
ただ、降りてからが予感的中で大変でした。
懸垂支点を工夫したものの、ロープを引いたところ、片方のロープの末端がテラスの上まで達したところで、ロープが岩かどっかに挟まって全く動かなくなりました。諦めてロープ切ることも考えましたが、切ったことろで17Mぐらいのロープで残りの下降には不安があったので、手元のロープの反対側でビレイしてもらいテラスまでリードで登り、テラス上に達してたもう片方のロープを引っ張ると、奇跡的にロープが動き、無事にロープを回収する事ができました。
文字だけじゃよくわからんと思いますが、後でつよさんがログを確認したところ、この一連のロープの回収に2時間50分かかってたそうです。
その後は順調に降りれましたが、予定下山時刻を大幅に遅れてしまい、戸沢の林道を大慌てで車で走っていたところ前方から現れた対向車から相原リーダーが降りてきたとき、大倉に着いてから着信履歴に電話したところそれがよっしーさんからの電話だったとき、会の皆様に本当に心配をかけてしまっていた事に気づき、自分の見通しの甘さに猛反省しました。
自分自身については反省点の残る山行でしたが、山行自体はとても楽しかったので、今後も安全には十分に気をつけて山を楽しんで行きたいと思います。
つよさん、ありがとうございました!
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