天候:晴れ→曇り→雪
参加者:上荒磯 奥田L (記)
ルート:八方尾根ゴンドラ下🄿8:00 ー 八方山荘9:00 ー 唐松岳山頂12:45 - Dルンゼ取り付き13:00ー二俣18:00
ずっと行きたかった不帰、二月入ってからずーっと天気とにらめっこ。今年の雪は豊富で嬉しい反面良い天気は続かない為もんもんとしていた。そんな2/14日週 行けそうな土曜に狙い定めてまずはとDルンゼチャレンジしてきました。
今日は初めて遅刻なし予定通り8:00行動開始、やる気が伺えます。この前怒ったからか!?
ゴンドラには結構な列 2500円の片道券で三回リフト乗る 高いなあ。。。
BC狙いの方9割、登山者1割といった所
八方山荘前には九時前到着、シールを装着
やる気まんまんのおはるさん、山スキー一式を新調。自分の装備ってのはいいもんですよね
私は雪崩対策用のエアバッグを装備して挑む 高いけど命のが大事 生存率50%上がるんですって!
思っていたよりも視界は良好、風は無く暑い位、気温が氷点下ではなく想定よりも高いので頭に入れておく
前方に見える不帰に圧倒されながらもくもくと標高を上げる
八方池らへんでピットチェックをやっていたお兄さんに情報をもらう。細かく書かないけど悪くはない、 休憩時間も雪を確認 もうサラサラのパウダーじゃないのが残念なところ
丸山ケルンあたりからアイゼンに切り替え爆風(瞬間20m/s以上か?)の稜線を詰める。途中ラッセルもあり、結構大変。あんだけ山荘前に人いたのに引き返す人もいてこのあたりから私達だけに
耐風姿勢取るとは思わなかったけどまあ許容範囲 *後ほどお会いした方に驚かれた
結局山荘から3:45 会の過去記録で相原さん2時間かからず山頂まで行ったとか鬼すぎる。わけわかめ
茅ヶ崎山岳会ブログ: 不帰dルンゼ 唐松沢 バックカントリー (chigasaki-mt.blogspot.com)
Dルンゼへの下降中の岩影で風が緩んだ為、シールを外したり軽く補給
いよいよDルンゼの取りつきへ三峰側からは毎年雪庇からエントリせずに斜面に入れる事を調査済み。 西の斜面は岩が見えるくらい雪は吹き飛ばされていて相当量の雪が斜面に入っていると思われるが周りを見渡しても雪崩れた跡は無し 流石2600m級 気温も低く雪は安定してそうだ
おはるさんと入念にこれからの行動についてすり合わせる。いつになく真剣に聞いてくれる
まず私が雪庇を回避しながら10mほど下降しスキーカット数回、1mほどその場で雪掘って雪質を確認したが問題なし、数ターンしてスラフも出ない。谷は風も全くない、雪は重めだけどおはるさんでも行けるでしょう
いざDrop in
余り止まりたくはないが、いざという時には助けれる距離間で細かくピッチを切り標高を下げていく
斜度が落ちてきてからはオープンバーンを気持ちよく滑る
お日様が足りず、雪面まっしろで滑りにくかったですが適度にスピードコントロールしながら滑りました。お日様出てたら逆に雪も緩むでしょうしこれはこれで○
二俣に降りてからはタクシー待ちの方に便乗させて頂き 🄿 まで お誘い頂きありがとうございました!
帰りはグリンデルというお店で食べたかったのだがやっておらず白馬駅近くの 割烹さわど でおなか一杯食べて、事故無いように帰りました。
装備:三種の神器(ビーコン、シャベル、ゾンデ棒)無線機、バーナー、コッヘル、行動食、ツェルト、エマージェンシーシート、ロープ8mm30m、簡易ハーネス、ピッケル スリング、環付き、やる気などなど
結果全て持ってきてよかったと思えた一日でした。重かったけど
おわり
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