2024.7.13-15 佐渡島 沢登り

山行報告

参加者:小林+会員外(起点さん)

当初は甲斐駒ヶ岳周辺の沢継続をする予定だった7月の三連休だが、天気予報がどこもイマイチ。北海道と沖縄と佐渡島だけ(だったハズ。。もう3ヶ月前のことでちょっと記憶が。。。)が天気が良さそう。出発2日前の木曜日夜に色々調べると北海道はフライト満席だが、佐渡汽船のフェリーはまだ余裕があり思い切って予約してみることにする。「沢登りが出来るらしい…」くらいの雑な調査で佐渡行きが決定した。

新潟港で出船待ち

朝6時のフェリーに乗るため、前日夜に神奈川を出発し仮眠を取りながらのドライブで新潟港へ。いやー、新潟港は遠かった。。乗船前にガソリン入れ、パートナーの荷物も自分の車に荷物をまとめ、乗船待ちとなってから初めてネットのトポを見始める。思えば長野出身の自分は小学生の時に家族旅行で二度訪れている佐渡島だが、もちろん沢の記憶など全く無く、<佐渡の滝>というサイトを見つけて三十数年ぶりの佐渡を予習しながらフェリーでの時間を過ごす。

大ザレの滝

初日は昼からの登攀になるので、沢遡行はせずに「大ザレの滝」を登ることにする。ネットの情報にあった畑→海岸線でのアプローチで、50Mロープ2ピッチで登った。結構脆くて、落石には注意が必要!

せっかくなので大滝を越えてしばらく遡行してみた後、海府大橋の下まで戻って道路に上がる。時間に余裕があったので佐渡といえばの名所・佐渡金山に行ってみた。坑道内は夏でもヒンヤリ、展示室も興味深く、訪れた2週間後にユネスコ世界文化遺産に登録されることになった史跡を堪能。(佐渡に着いた時には「へー、世界遺産に推薦中なんだー」くらいの感覚だったが、その後登録されてビックリ!)

佐渡金山の坑道

佐渡では入崎キャンプ常に2泊したが、初日は天気が良かったので蚊取り線香を焚き、テントも張らずそのまま就寝。海風が心地良い。2日目は朝5時過ぎから遡行を開始。小河内川をどんどん遡行していくと佐渡最大の瀑布らしい七ツ滝(ななつがたき)に到着する。

七ツ滝(ななつがたき)

下部は左(右岸)から巻き、上部を2ピッチで登攀した。時間も十分あるので沢筋を稜線までつめ、反対の谷に降りて最後は林道を下り、昼過ぎには車に戻ることが出来た。

←を遡行、→を下降(途中から林道)

2日目も午後は時間がたっぷりあったので佐渡博物館に行ってみた。意外だったのは佐渡での能文化の発展で、次回は時間あれば能楽も見てみたい気分になって、キャンプ場で就寝。

最終日は佐渡を観光することに。佐渡の最高峰・金北山(1,172M)には自衛隊の巨大レーダーがあったのが印象的。

フェリー乗船前にスーパーで佐渡の味覚(「いごねり」はご賞味あれ!)をもう一度噛み締め、島を離れました。新潟港からの帰りの運転は、やっぱり長かった。。。

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