・メンバー:鈴木、宮崎
・ルート:5:00夜叉神峠→8:00荒川出合2ルンゼ→10:00正面大滝→18:002ルンゼ→下山(夜叉神峠)
寒気の入った3連休の最終日、結果的に今シーズン最後となってしまったアイスクライングをしに荒川出合へ行ってきました。(写真は鷲ノ住山から撮った1ルンゼ)
アプローチは鈴木さんご提案で夜叉神峠から。帰りは鷲ノ住山の登り返しがあるが日帰りの場合、荒川の林道を歩くよりこちらからの方はが時間短縮できる気がしました。
2ルンゼ正面大滝は、気軽に取り付ける3ルンゼ諸ルートと比べアプローチと下降を考えると、なかなか行く機会がなかったのですが、今回アルパイン経験豊富な鈴木さんがご一緒いただけるとの事で、心強い思いで行くことができました。
2ルンゼ出合からのアプローチは、全く雪がなく延々と滑滝が続く。まるで黄連谷の右俣みたいで、一歩足を滑らせたらずっと下まで滑りおちてしまいそうで慎重に進む…。鈴木さんは積極的に滑滝、宮崎は積極的に滑滝を避け登る。
出合から2時間ぐらい、最後の方では念のため数ピッチロープを出して、ようやく大滝直下まで来れました。正直、ここまで来れただけでも結構おなか一杯でしたが、1ピッチ目宮崎、2ピッチ目のハイライト鈴木さんで大滝登りました。グレード的には4+ぐらいですが、ここまでの滑滝登攀の疲れと滝の長さもありグレード以上なものを私は感じました。
宮崎がちょっと早く1ピッチ目切り過ぎて、2ピッチ目は滝の落ち口ちょっと上辺りでまでで終了。
最後は鈴木さんにランナウトさせてしまってごめんなさい…。
すぐ上に続く小滝も見えてましたが、メインはこの大滝なのと下降にも時間かかるのでここで終了&下降開始。
下降はトポに記載の右岸ではなく、最初は本流添いをアバラコフ支点で降り、途中から左岸の樹林帯に入りました。鈴木さん制作の水氷アバラコフが意外と強度あったのと、3ミリ捨て縄での懸垂下降(本当はダメか?笑)、ロープが捨て縄にひっかり登り鈴木さんに返ししてもらったりと実践で色々経験できて下降まで楽しいアルパインでした。
鈴木さん、ご一緒いただきありがとうございました。
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