2021/1/31 尾白川渓谷 刃渡り沢

山行報告

天気 晴れ

CL 穴井 SL 斎藤ゆ 石川(投稿)

ブログの投稿の仕方が良く分からず色々な方に聞いていたら1ヶ月以上過ぎてしまいました。ごめんなさい。

前日の夜までどこに行こうか悩み、アプローチがえらいかかると噂の刃渡り沢に向かうことにした。

まだ暗いうち、他のテントも誰も出発していない時間に出発した。

ゆみこさんが持ってきてくれた美味しいうどんを食べて出発し、林道終点へと向かう。

林道の途中にトンネルが3つあり、暗い中での通行は怖かった。

林道終点から一気に尾白川へと下る。結構急で、これを帰りは登るのかぁ〜と思った。(この時ゆみこさんも同じことを考えていたらしい・・・!)

2時間以上かかると言われていたアプローチはそんなことなく、暗いので少し迷ったが1時間半ぐらいで着いた。まだ暗いので取り付き部分で30分ほど休憩。

7時半ごろ、F1、F2のナメ滝を登る。

ゆみこさんは昨日初アイスリードをして、今日もF2のナメ滝でリード。

私は右も左も分からないので、穴井さんにスクリューの仕組みを教えてもらった。

ここまで順調に進む。

ナメ滝を登りおえると見えたのは立派な双翼の滝!

ここに辿り着くまでは、中二病みたいな名前だなって思っていたけれど名前の通りだった。

なんでこんな見事に二つに分かれるんだろう。とにかく不思議だった。

後ろを振り返ると日向山が見えた。

あっちは暖かそうでいいなぁ・・・。

左側が良いとのことなので、左の翼に取り掛かる。穴井さんリード。

バーチカルの双翼は、氷は刺さるが常に上から水が滴り落ちてきた。

斜度が垂直になるだけでこんなに疲労が違うのか!とアイスの難しさを実感した・・・。

登り終えたらみんな、滴り落ちてきた水で服が凍りついてバキバキになっていた。

そして寒い!

双翼を登り終えると最後に待ち構えていたのは、大滝。

穴井さんリード。

あっという間に上に着いていました。

次は私の番なんですが、まさかの途中で右足のアイゼンが外れてしまった・・・。

初アイスでまさか外れるなんて・・・。腕ももうギリギリで正直もうここで辞めたかったけど、ここで辞めたらアイスを嫌いになってしまうと思った。

ゆみこさんが次に登って、待っている間そんなことをグルグル考えて、結局登ることにした。

上に着くと2人が待っていて、めちゃくちゃ寒かっただろうに、良く頑張った!と笑顔で言ってくれたので心底登ってよかったーー!と思った。

帰りの林道から今日登った刃渡り沢がくっきり見えた。

行きは真っ暗で何にも見えなかったので、思わず3人で見入った。ゴマつぶより小さい人間が、双翼に取り掛かっている。

林道とその手前の登り返しがとにかく暑くて暑くて耐えられなかったけど、無事テントのところに戻ってこれた。

初アイス2日目、とにかく疲れ切ってやり切った1日でした!

穴井さんとゆみこさん、ありがとうございました!

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