参加者:宮崎、小林(記)
翌日に山岳会の雪山訓練を控えた土曜日、宝剣岳の西面・第二尾根を登ってきました。当日は快晴、(宝剣としては)無風(風速15m位?)の絶好のコンディションでした。
この日はロープウェイの乗り場は大混雑で、7:30菅の台バスターミナル着ながら8:15の始発には乗れず3番面の臨時バスで千畳敷へ。稜線〜取付きは宝剣岳から落ちる第二尾根と天狗尾根の間にあるB沢を下降。クライムダウンも出来るが、場所によってはロープを出しても良いくらい結構急な下降でした。
第二尾根末端のややB沢よりから1P目スタート。ルート合ってるのかな?と思いながら進むと、50Mロープほぼ一杯でトポで見た凹角に到着する。カムとハーケンで支点を作り、宮崎さんを迎える。
2P目は顕著な凹角。下から見るほど難しくは無かったが、この日はホールド、カムを決めるクラックを掘り出しながらのクライミング。雪壁を登り切った残置ハーケンのある場所でピッチを切る。このピッチも50M一杯。
3P目はやや右寄りのラックを登る。下部はジャミング、上部はワイド。冬装備では結構難しかったので、なんとなくルートが違うような気もするが、一番楽しめたピッチでした。このピッチも50M近く。
4P目のスタートは14:30で、ロープウェイの最終便15:55がかなり怪しくなってくる。コナークラックから登れそうだが、昔の人工ルートのリングボルトを使ってガンガン登ることにする。最初のスラブ5M位を超えると軟斜面で、30M位ロープを出したところで宝剣岳の一般ルートの鎖に合流して終了。時間ギリギリになりましたが、日帰りでも楽しめる面白いルートでした!使ったギアはカム#0.3-4を1セットとハーケン数本でした。
終了点に15時に着き、なんとか最終ロープウェイには間に合いそう。休みなく下降し、無事に最終ロープウェイで下山。下山後はこまくさの湯で温泉に浸かり、明治亭で駒ヶ根名物ロースカツ丼を食し(結局、翌日も食べたww)、バスターミナルに戻りテントで就寝。(12/10 雪山訓練に続く…)
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