2024.01.27 足尾ウメコバ沢モスラ状岩稜(右)

山行報告

本家WCMに参加し初日にウメコバ沢のモスラ状岩稜(チャンピョン岩稜の一つ山頂側のリッジ)にいってきました。あまり登られていない?ルートで時間の制約上3Pのみの登攀でしたが楽しく登れました。(4P以降は殆ど歩きで一部簡単な登攀もあるようです。)個人的には2P目が核心に感じました。下降については途中までの登攀であったので同ルート下降しました(支点は3P目途中のピナクルと灌木)

とりつきは槍状岩稜すぐ上のアプローチ路から入り(チャンピョン岩稜のとりつきと同じ)、チャンピョン岩稜となりのリッジ(モスラ状岩稜(左))をひとつ超えたところにあるコーナークラックから。奥にもう一つコーナークラックがある(みたい)がワイド気味で難しそう、とのこと。

取付き10:30-下降開始15:30 ⇒取付きを間違えたので開始時間遅れたが迷わなければウメコバ沢出合いから30-40分程度(駐車場からだと2時間ちょい)

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1P目(Wさんリード)ロープの流れが非常にスムーズでした。

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1P目(Wさんリード)40mくらい?出した。

2P目(Iさんリード)、下山後チャンピョン岩稜からこちらを見ていたパーティに聞いたところ「左のライン(がちゃがちゃしたルンゼ)の方が格段にラクに見えるのに、なぜ右に行くんだろう?」とのことで、上部は随分と悪く(Ⅴ+くらい?)に感じました。

3P目(Mリード)この部分がボルダームーブ(Ⅴくらい?)になり支点は#1ボールナッツとチビカムで固めたものの地面が近く怖かった。

3P目フォロー(このピッチの核心)

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3P目終了点からの上部の眺め、基本は歩きの感じだが、ところどころロープが必要そうなギャップが有るとのことで、全て登りきれば別ルートから下降(歩き?)できるとのことでした。

今回あまり記録のない?モスラ状岩稜という情報量の少ないルートに取り付いたことで、登攀中に下降ルートのことをいつもより真面目に考えなくてはいけないなど、少しいつもと違う感覚で新鮮でした!また、経験豊富な強強クライマーさんの登りやお話はとても参考になりました、有難う御座いました!

この機会を与えてくださったWCMサポートメンバーの皆様、本番までに何度も岩場に行き整備してくれた〇末さん、〇善さんたちに感謝!

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