2020 9/11 万太郎谷井戸小屋沢左俣

山行報告

参加者 相原(CL) 宮崎 越野(投稿) 天気 晴れ

吾作新道入口 7:30~井戸小屋沢出合い9:00~二俣10:30~左俣遡行~万太郎山14:40~吾作新道入口16:10

湘南地方を4時過ぎに出発し吾作新道入口に7時過ぎには到着した。昨日までの雨で、はたして水量はいかがなものかと危惧していたが思っていたほどではなかった。夕方から雷雨の予報ではあったが、今はその心配はない。

井戸小屋沢出合いまでは万太郎谷を遡行する。出合い直前に万太郎谷のシンボルでもあるオキドウキョウの瀞があるが、今までは泳ぎや巻きを強いられていたが今回は膝上程度で通過できた。台風で埋まったのだろうか。井戸小屋沢に入るとトポの通り滝が連続して大方直登できる。二股まではさしたる難所もなく予想していた時間よりも大幅に早く到着した。

しばし休憩し、ここからが本日のメインである左俣に突入する。すぐに大滝3段30mが現れ相原さんがロープをひいて取り付く。ここは草付きの高巻きだが灌木も少なく支点構築に苦労したようだ。その上の核心となる4mと5m滝が水量が多く登れず高巻いた。高巻きのトラバースも両岸が切り立っておりリスキーで緊張した。その後も小滝やなめ滝が連続するが、どれもぬめっており残置も全くない。高巻きも谷川独特の草付きで容赦なく緊張の連続であった。途中ブログで紹介されていた単独遭難者のザックが残っていた。高巻きで足を滑らせ滑落したらしい。最後は笹薮を30分程度漕いで稜線に抜け万太郎山頂で握手を交わした。左俣だけで4時間強を要したが、総じて相原さんの登樊力や判断力のおかげで早いペースで遡行できたと感謝します。

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