2021.6.5-6福島県本名御神楽岳/前ケ岳南壁第2スラブともうがけ沢(もうがけ沢編)

山行報告
  • 期日:2021-6-6(日)
  • 山域:福島県本名御神楽岳付近/霧来沢・もうがけ沢
  • ルート:もうがけ沢
  • 参加者:宮崎(CL)、中西、中村(投稿)
  • 天候:曇り。朝夕は冷える。
  • 行程:幕営地・もうがけ沢出合 5:55 — 9:15 幻の大滝 — 13:00 林道 — 「幻の大滝」の道標 14:00 — 小滝を下降 — 15:20 もうがけ沢出合 — 16:30 御神楽岳登山口・下山
  • 参考GPSログ霧来沢もうがけ沢:藪漕ぎ1時間コース。沢下降のルートは外れているっぽい。
    もうかけ沢:藪漕ぎ2時間コース。沢下降は参考にした。

前日は前ケ岳南壁第2スラブに行ってきた。
もうがけ沢出合に幕営。

山深い、森深い沢。熊でもいるんじゃないか?(熊っぽいでっかいうんち有った)
大きな樹木のある原生林。
大きな滝を4つ位巻いた。
初めの滝は懸垂下降。
どの巻きも藪っぽいので周囲の状況が掴み難い。
また、規模の小さい雪渓が残っていた。
沢底の茶色の所がヌメる。フェルト・ソールが向いている。
雪渓、泥壁があるので、チェーン・スパイクがあると良い。

この滝は右岸から巻いて、懸垂下降した。懸垂下降ルートに倒木があり邪魔。
うっかりすると滝の落ち口に落ちそうだった。

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この淵は腰まで浸かって水流を突破!
ここの水深が一番深かった。

この滝は左岸から藪の高巻き。藪で自分達の位置が分からなかったが、ちょどよく歩いて沢に戻れた。

この段々滝も右岸から巻いた。巻きの上部は大地状だった。

この滝は左岸巻き。

すだれ状の「幻の大滝」、特に大したことなし。
左岸、草付き、灌木帯を行く。
上部のスラブは土、コケが乗っていて以外と悪い。ロープ使用。

幻の大滝を越し小沢に降り立ったが、ルートを間違えた事が判明。
1つ隣の沢(上流に向かって左)が正しい。
ナメがきれいな小沢だったが尾根を越して正しいルートに戻る。
しょぼいナメ沢。底が滑る。

実は沢を抜けてからが本番だったりする。
藪漕ぎして林道に戻り、その林道がら廃道を通って沢を降りて幕営地に戻るのだが、これが結構大変だった。
予めダウンロードしたGPSログを頼りに藪を進む。
藪密集度は高くないが、視界が効かないのでGPSが無いとどこにいるのかサッパリ分からん。
藪漕ぎ1時間コースでようやく林道へ出た。
林道と言っても車はもちろん、人すらも来ている気配のない道。
小さい雪渓があちこちに残っているので、そこだけ植物が芽吹いて春の雰囲気。
「幻の大滝」への入口は藪の中に倒れた看板有り。
踏跡ですらなく、廃道。
藪っぽい小沢を下降して出合に出る。

  • 藪漕ぎ1時間コース
  • 林道に出た
  • 「幻の大滝」への廃道・入口
  • 「幻の大滝」への廃道
  • 出合に戻って来た~!
  • 登山道

出合からは登山道有り。
前ヶ岳スラブともうがけ沢を行けて満足!
お疲れ様でした~

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