参加者:嶋、宮崎、濵田
工程:白毛門登山口駐車場6:10〜白毛門沢出合7:00〜大滝タラタラのセン8:40〜二俣10:20〜白毛門山頂11:40〜白毛門登山口駐車場13:35
3連休を利用して北関東へのプチ遠征を計画していましたが、あいにくの雨模様のため、多少は天気が持ちそうな谷川の白毛門沢へ行ってきました。
いざ入渓してみると、想像よりも綺麗な渓相が広がりスタートからテンションが上がる。
早速出てきたハナゲノ滝は水流左側を登り、落ち口手前からは右岸の踏み跡を辿って上部に抜けた。
梅雨時のため、増水を警戒していたがあまり水は増えていなさそう。
↖白毛門沢 東黒沢↗
ハナゲノ滝から10分程で白毛門沢の出合いに着く。
白毛門沢に入って直ぐは、倒木が多く、枝沢っぽいなという印象だが、その後は登れる小滝が次々と現れ面白い。
⇧の滝だけ、巻道が悪そうだったためロープを出して懸垂下降をした。
15m滝らしき所は、嶋さんリードで右壁を登る。
立木で終了点構築しようとすると30mロープ一杯になるので、登る場合は一応要注意です。
その後はいくつかの小滝を超えると、ハイライトの大滝タラタラのセンが出てくる。
ぱっと見で下部はⅣ〜Ⅳ+、上部はⅢ+程度に見える。
30mロープだから2ピッチかなー、とか考えていたら、後ろにいた2人はいつの間にか右岸の巻道へ。笑
ソロでも登れそうだなと色々探ってみるが、万が一事故ったらやばいよなと思い直し大人しく巻道へ進む。
巻道は、途中に出てくる小滝の奥側中段を右に入ると、ちょうど良く大滝の上に出ることができた。
しかし、滝上には先行したはずの2人の姿がない。
先に進んでいるのかなと思い、少し進んでみるが足跡はなく居そうな気配もない。
うーん。迷子になった、、
笛を吹いたり、巻道の方をもう一度確認してみるが応答はない。
たまたま携帯の電波が入ったため一応連絡をしてみるが、こちらも反応なし。
通れば明らかに分かりそうな大ナメ滝の手前で待っていると、しばらくして下から2人が現れた。
どうやら巻道途中の小滝をそのまま登って枝沢に入ってしまっていた様子。
やはり行動中にパーティメンバーが離れてしまうというのはリスクがあるなと再認識させられた。
パーティ内でしっかりと意思をまとめて、登るなら登る。巻くなら巻く、などと団体行動をしないといけないなと改めて思いました。
茅ヶ崎には、自分みたいに巻くとなっても名残惜しくて登攀ラインを探ってみたりしちゃう人が他にもいそうなので、皆気を付けましょう!
大ナメ滝は左岸を高巻き気味に登った。
その後は綺麗な草花を愛でながらどんどん高度を上げていく。
二俣地点では左俣に入る予定だったのですが、私のミスにより右俣をそのまま進んでしまった。
右俣上部の露岩帯は、登れるスラブ状の小滝が連続する。
簡単そうに見えるが、所々でヌメったりピリッとした難しさがあるので、意外と気は抜けない。
11時頃からは雨も降ってきたため、増水から逃げるように黙々とスラブを登り続けた。
1時間ほど沢地形を忠実に詰めあげると、見事に山頂直下に出ることができた。
沢を詰め続けてスッキリと山頂に出られる沢はとても気持ちがいい。
長い下山は少し億劫ですが、景色が綺麗で楽しめるおすすめの日帰り沢でした!
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