林道大久蔵沢入口前堰堤横の駐車スペース駒形沢に入る前は泳ぎが数か所水は冷たくないのでシャツ1枚でも寒くなかった。駒形沢に入りしばらくするとスラブ帯が見えてくる。スラブ帯に入ると特長的な滝を抜けいよいよ桃尻スラブに対面(こちらはニセ桃尻)左にトラバースすると本桃尻があります。中村さんは左右への手足突っ張りでフリーで突破したものの、ザキミヤはビビって溜まらずロープを出して貰い、当方もそのお零れを授かってしまった。この沢はハイライト後のここからが核心だった。藪と岩場の連続、傾斜もありロープを2度出す。桃尻スラブから稜線まで予想外に時間が掛かった。ルートファインディング気を付けてたが、ピナクル直下に吸い込まれてしまった。15時過ぎようやく鞍部を越え西の沢を下降始める。明るいうちに良いBPまでたどり着けるが不安になる。30M×2本ロープ使用の懸垂が2か所あった。明るいうちに何とかBPに着きようやくホッとできた。翌朝1時間下ると室谷川本流。ここからしばらくの渓相は見事!。スラブ見かけは黒だが、実はもともとグリーン掛かった色なので沢の中がとても綺麗。OLYMPUS DIGITAL CAMERA駒形沢出合で一回り終了。あとは昨日歩き、泳いだ沢を戻るのみ。堰堤が見えてきた。初日11時間、2日目も6時間半かかりましたが、関東では味わえない沢でした。
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