2021年1月9日~11日_尾勝谷塩沢左俣

山行報告

期日:2021-1-9~11
山域:仙丈ヶ岳周辺
参加:久米、宮崎(投稿)

尾勝谷塩沢左俣へ行ってきました。
今シーズンの戸台方面は、仙流荘の先から通行止めと聞いてたのを忘れてました。
初日はアプローチだけだから、と現地着10時ののんびり出発にしたら余計な林道歩きと発電所からの林道の荒廃も加わって、初日は塩沢の二俣までも届きませんでした。
塩沢の二俣から1時間くらいの水が伏流になる前の平坦地に幕を張る。

二日目は、ちょっと早めに4時テント発。
暗いので時々変な方向に行ったりしてしまって、明るくなるくらいにF1に着いた。

続くF2は塩沢左俣で一番大きな滝だ。
何年か前に来た時はリードさせてもらったので、今回は久米さんにリードをお願いする。
久米さんは何回かレストを挟みつつ、慎重にトップアウト。中間部は結構立ってた。

F3は下部が滑滝+上部が立ってる。
滑滝はフリーで登り、立ってる上部の下でビレイ。久米さんリードでスタート。
上部はシャバ氷のシャワーで5級くらい。足が決まらないので、久米さんは腕力頼りのランジ(?)で核心を抜けたそうです。

F3を登り切ると、ロープは濡れて凍ってカチコチ、久米さんは靴下まで濡れてしまったとグチグチ。この後は簡単な氷が続いてF10にまた大きい滝が出てくるとの事で、後ろ髪を惹かれる思いだったが、ここで下降する事にした。

最終日は下山のみ。
側壁の氷を見学しながら下山。3連休でしたが、尾勝谷は他に誰もおらず静かでした。
もう少しアプローチの道が整備されたら、滝のスケールも大きいので、毎年でも来たいですが。

アプローチ途中の塩沢側壁ルンゼは出だしの岩溝が凍っていなかった。上の滝は登れそう…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました