メンバー:相原、上荒磯
天気:☀️→☃️
コースタイム:八方池山荘950→唐松沢本谷のコル1140→取り付き1250→P1 1320→P3手前bルンゼ下降→稜線1930→唐松岳2000→P 2500
不帰に日帰りの記録なんてないけど、お天気のタイムリミットは1日だけ
景色一瞬、休憩ゼロの忙しい不帰となりました
リフトはスキーヤーや登山者で大賑わい
予定より1h弱遅れて八方池山荘を出発する
純白の白馬岳には目もくれず八方尾根をすっ飛ばすリーダーを必死で追いかける
“山頂、もうちょっとですね”
ってやさしい声をかけてもらったけど、山頂手前で沢を下りてまた登るんです〜なんて言えない
下降点のコルで目前の唐松岳と振り向けば堂堂たる劔に見とれ・・
る間もなく3峰へ急ぐ 涙
唐松沢本谷の下降は尾根直下が急なだけで、歩きやすかった
dルンゼが左に合流したらbルンゼに入っていき1個目の雪壁からA尾根に乗る
1p目:40m リッジ~岩壁基部
リッジにはもこもこときのこ雪が付いていたので巻き気味にトラバースする
灌木を掘り起こしてランナーを取り、P1下まで
2p目:50m チムニー~雪稜
チムニーは下部2か所にリングボルトがあり上部はカムがきまる
登り方はワイドでなんだか恐かった(歩けそうじゃん!とか言っていた自分を懲らしめたい・・)
そして早くしろーというリーダーの気を背後から感じる・・
支点はあと少しで灌木が届かず、ハイマツとスノーバーでつくる
3p目:雪稜
ランニングコンテ
一段上がってP2下まで
4p目:50m 岩壁~雪稜
雪稜の先にはP3と稜線直下の岩壁が見えるがもうすぐ日暮れ
緩んだ雪と2つの岩壁で時間を喰うので灌木でbルンゼへの懸垂を決める
敗退か?と思ったけど、このままbルンゼをつめてピークハントを目指す
200mくらいずぼずぼと行くと、でかい雪庇に稜線への道を阻まれた!
2月に谷川で見たやつの3倍はありそう
リーダーが1h弱で開拓し
稜線に上がったとたんばちばちと雪が顔に当たって痛い
昼間は定員オーバーであっただろう山頂のひとり占めを堪能・・
する間もなく下山を急ぐ 涙
広い八方尾根を下るうちに雪は雨に変わり、キラキラの街を見ながらゲレンデを滑り転がっていく
うん、日帰りはつらい!
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