- 期日:2021-3-27(土)
- 山域:中央アルプス 宝剣岳
- ルート:サギダル尾根
- 参加者:長野デコレーション、久米ナガサキダル、石川シェルパ、吉武コマチガイ(投稿)
- 天候:晴れ。暖かい。
- 行程
菅の台駐車場→[10:00]千畳敷駅→[10:10]取り付き→[12:10]順番待ち後登攀開始→[13:00]サギダルの頭→[14:00]宝剣岳→[14:35]千畳敷駅→[16:00]菅の台駐車場
初対面の久米さん(サッキー:島が同郷、長崎出身だと本日知った‼)とまゆちゃん(シェル:背伸びしてシェルパに跨る→絶対足の長さ足りてない)のおふたりを交えてケンサクさん(デコ)、よしたけ(コマ)と4人でサギダル尾根に。
この日の天気予報は、宮田高原(標高1650m)でも最高気温16度、風速1m/s以下ほどで、稜線でもその標高差がないほどに暖かく穏やかな小春アルパインとなった。
そんな春を待っていた!と虫たちが溶け始めた雪の密を吸うために我先にと、ロープウェイに向かうバスには行列が。。。。。始発のバスから3~4回バスを見送り、ロープウェイに乗り継いで千畳敷駅に。日差しが暖かく着込んでいた服を脱いだ。
シェルとコマがサッキーとデコから少し離れてバスを待っていると、ボランティアの方なのかおいちゃんが、どこにいくの?ザイルは持ってる?上のほうはつるつるだよ、今日はサギダルには多くパーティーが入ってそうだねと声をかけてくれた。それも2回も。たぶん私たちが可愛いかったからだ、ウソデス、若造だから心配してくれた。
ちょうど2週間前に雪崩が起こり、、、ホテル環境スタッフさんからの発信によると、その後積雪は無く本日の雪崩の危険性は低そうだ。
ロープウェイを降りて、乗越浄土に登っていく人々が白糖に群がる蟻の行列にみえていとをかし。
装備を付けて10時過ぎ。
祠の左手から登り始めて10分、すぐに取り付きに到着。表層の雪はシャーベット状で場所によっては10-15㎝程足が沈むが歩きやすいっっってか爆弾快晴がもんのすごい気持ちい☆
取り付きには10ぴき以上の蟻が順番待ち。。。。
焦らず急がず、短いピッチですので展望でも楽しもう。向かいには富士山の頭もくっきり見える。
灌木とピナクルで支点をとり、関西アンツとガイドアンツに続き茅ヶ崎アンツも進行開始!景色に見とれて感じ方が鈍かったけど、2時間も待っていた。人気コースなんですね!デコ(リード)+コマ、サッキー(リード)+シェルでそれぞれに登攀。2時間待った岩稜は甘く美味しい!
ガバホールドもある、やや傾斜の緩い岩稜には雪はなく、角度のない岩の隙間とかにバイルが引っかけ25mもなかったか、乗越していったん切れ落ちた箇所で岩稜は終わり。ブッシュまじりの雪壁をあがる。
灌木で50mいっぱいにあげたピッチを切るデコに追いつくと、すぐ上のほうから賑やかな声がする。どうやらもう終わりらしい。。。今回は1ピッチ、最後はかたがらみで。驚きとともにサッキーとシェルが来るのをサギダルの頭で待つ。
4人そろって
宝剣を背にイェーイ☆
ここで最終ロープウェイ間に合うか微妙で、先行アンツは極楽平から下降していて迷うけど、わたしたちは宝剣まで行くことに。せっかく来たからあっちまで行きたい。(このままだと待ち時間のほうが長くなってしまう。。。)
宝剣を目指して足早に歩いたり、
降りたり、
くぐったり、
映やしたり、
宝剣のトップでおぉいぇい☆
乗越浄土からは各々赴くままに駅を目指す。
宝剣まで行けたし、天気も良きたりでなんだかすごい楽しかったです。
中央アルプス→こまくさの湯→明治亭(登山口店は閉まっていたので本店に)の目と鼻の先王道ルートはまたやりたい。
写真をデコってあげると言ったケンサクさん。プリクラじゃぁないんだから今どき。。。。
甲斐駒と木曽駒の違いはもう今日で覚えました@よしたけ
春はほうけん。やうやう蟻が返る山際、少し甘くて短きサギダル待ち時間長すぎたる。
コメント