- 期日:2021-8-8(日)
- 山域:巻機山/魚野川水系
- ルート:登川金山沢 – 割引(われめき)岳 – 巻機山 – 井戸尾根 – 桜坂駐車場
- 参加者:宮崎、中村(投稿)
- 天候:曇り、後雨。割引岳付近から下山まで大雨。
- 行程:沢口・付近 5:40 — 8:50 大滝 — 10:10 第一スラブ 11:05 — 第二スラブ 12:40 — 16:00 割引岳 — 16:30 巻機山避難小屋 — 19:20 桜坂駐車場・下山
ルート概要:
でかいスラブ(第一スラブ、第二スラブ)が目玉。
全体的に長いルートなので、巻機山避難小屋で1泊するのがいいかも。
昔の地図だと割引岳から南入ノ頭経由で沢口へ行く登山道があったがすでに廃道。
水量は少ない。ほぼ膝下の水深。
装備:
靴:ラバー系がスラブに良く効く。自分はジャガー・シグマ。宮崎さんはアクアグリッパー。
虫除け:沢の下部ではアブが多い。
たわし:第二スラブ上部でヌメリ取りに使用した。
行程:
入山口と下山口が離れているので、下山口(巻機山登山口・桜坂駐車場)に自転車をデポしておき、それで車を回収する計画にした。
前日に桜坂駐車場にテント泊。暑いし、蚊が多くよく眠れなかった。
車は道の奥まで入れてしまうと回収が大変なので、大分手前に置いた。
用水路の見回り道のような所を 通って入渓する。
暫く森深い沢を行く。
水中の岩がたまに滑るが、乾いた岩は滑らない。
大滝まで地味に長い。
大滝の左岸巻きは樹林帯の藪漕ぎ。懸垂無しで抜けた。
大滝の上から一枚岩のスラブ的な雰囲気になってくる。
第一スラブは特に難しい個所なし。
乾いた岩はフリクションが良く効く。
水流を渡る時にザイル出したが、水中もフリクションが効くので出さなくても行ける。
下から見上げるスラブの先は霞んで見えない・・じゃなくてガスってきて見えない。
すぐ終わりかな~と思ったがまだ先があった。
7m滝が第一スラブと第二スラブの間になる。右岸巻き。
第二スラブは上部が難しいとの事で初めからザイルを付けていった。
クラック沿いに斜上して行く。
フリクション良く効く。
最後のピッチのバンドを渡る個所が一番難しかった。
滝の落ち口が見えていて、のっぺりしたバンドを渡れば緩い傾斜になっているが、そのバンドがヌメっている。
さらに回り込むと乗るには怖いバンド、スタンスにやや傾斜あり。
これを越えると残置ハーケンがあった。
あとは緩い傾斜を落ち口まで行く。
第二スラブを過ぎるとのっぺりした小滝が多く出てくる。
ツルツル地帯。
傾斜は緩いがツルツルなので草付き沿いを行ったり、小さく巻いたりする。
ツメはルート間違ったらしく、笹の藪漕ぎで稜線に出た。
北側に寄り過ぎた。
割引岳の辺りから雨。
巻機山避難小屋に着く頃には大雨で登山道は濁流の沢になっていた。
時刻的には避難小屋に泊まってもいいかと思ったがそういう計画じゃなかったので、大雨の中、ヘッドランプで下山した。
下山後
桜坂駐車場にデポした自転車で車を回収しようとしたが、真っ暗で大雨なのでヘッドランプの光が雨で反射して道が見えない・・
仕方ないのでトイレの中でタクシーを呼ぶがことごとく断られる。
そうこうしているうちに雨が弱くなり、自転車で出発できた。
真っ暗の中、車を探すのは以外と大変だった。
温泉はガーラ湯沢の下にある「ゆざわ健康ランド」に行った。
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