投稿:Monica
6/7(土) 小面岩 一刀11b 7P
今日は継続登攀だ〜と意気揚々出発したものの、高速の分岐間違え湘南に戻ってしまう。おかげで渋滞にハマり、瑞牆の駐車場は空きがなく、ゲート側に歩いて10分ほど下った空き地に停めた。
継続は無理だから11台数ピッチのルートでいいところないかパートナーに聞いたところ、一刀があるじゃん!と言われ、ずっとやりたかった一刀をやることになった。クラック最近やってないから大丈夫かなぁ〜と不安になりながら小面岩を目指す。
取り付きに12:30について、さらに昼ごはんをゆっくり食べてたら登攀スタートは13:40になってしまった、、、
1P 5.9 OW まっしー
フォローだと荷物が邪魔だ。
2P 11a Fin Monica
何度もこのルートを登っているパートナーから11aのフィンガーと11bのハンドのリードを譲ってもらったので緊張する。
フィンガーを登りきると小テラスに出て短いコーナーを登るがプロテクションがとりづらく、レイバック寄りの登り方になるのでパンプしているときつい。ここが1番落ちそうになった。
3P まっしー 4Pの取り付きまで歩きと簡単な岩登り
4P 11b Monica
ハイライトピッチだが、猛烈に楽しい!出だしの傾斜のあるシンハンドが厄介だ。
パンプはするが、ハンドがばっちり決まるので爽快だ。わたしはダブルアームでレストしたが。(なんだそれ)
ハングに入る右上したクラックが滑り落ちそうになるが耐えて、またニージャム!ここはパワフルだった。ハング越えもとても楽しい。
こんな楽しいマルチ、何度でも来たいと思った。何回も来ているまっしーの気持ちがよく分かる。
5P 歩き 6P チムニー まっしー
このチムニー、下はスカスカで怖かった。ザック邪魔なのでリードの方が楽しい。
7P 11a まっしー
絶対やらないと決めていた最終ピッチ。「全部リードOSしなくていいの〜?」と聞かれるが、「良い思い出で終わらせて🫶」と丁重に断る。
そして回り込んで見えなくなったところがこのピッチの核心で、足元プロテクションの緊張する1歩を強いられる。
何回も来ているはずのまっしーだが、どうにかして上の方にプロテクションとれないか試行錯誤していた。モニ「もう何回も試してんでしょ!とれないよ!」まし「心のプロテクションが必要なんだよ!!!」
フォローすると頑張って決めたであろう極小ナッツが。多分これ決めれる技術あるなら簡単に登れるでしょ、、、。「ちゃんと張ってよ!!」と念をおして、何度も躊躇しながら一歩踏み出した。何故か落ちなかった、、。
まだ1回もテンション入ってないから絶対に落ちたくない!!全身使ってマントル返す。
終了点につく時には最終ピッチが怖いからもう来なくてもいいかなと思ってしまった、、
登攀終了17:30
6/8(日) 小ヤスリ 微笑街道 12c
またマルチに行きたいというまっしーからアレアレア12aを提案されたが、駐車場に向かいながらやっぱ微笑街道にしない?と修正案が出された。
ロケーション最高そうだからおっけー👌と軽く返事をするわたし。
結局駐車場であった若人たちがアレアレアに行くと聞いてバッティングしなくて良かったね〜と呑気に小ヤスリに向かった。
が、遠い。
ふたりとも一応山やっている筈だが、疲れた&遠すぎを連呼している。
のんびり歩いて昼前に小ヤスリに着いた。ちなみに小ヤスリにはボルトルートが3本あり、左から
- 微笑街道 12c
- 山灯花 12d
- 蒼天攀路 12a
である。
早速まっしーが微笑街道をマスターでトライ。
まっしーは去年山灯花をRPしていて、内容をあまり覚えてはなさそうだが2年前に微笑街道も触ったらしい。
やばい、とか、こわい、とか、おかしいでしょとか聞こえてくる。落ちるよ!って言われて見上げるとビヨーンと大フォール。一応落ちても大丈夫そうだ。
ボルトが足元より下でボルトより上にスメアをしているのが分かる。カンテも叩きながら進む。
トップアウトして降りてきて、呟く。「次は上からかけよう、、、」
他の記事では初登者の馬目さんは男の中の男だとも讃えられるこのルートのボルト間隔は広い。散々ビヨーンフォールをみて、こちらも怖くなり、やっぱトップロープからか?と思ったが、とりあえず目標はワイド後の第一ピンだ!と、リードで登ることにした。
クラックの抜け口からカンテに移るところで大分躊躇する。わたしのリーチでは右手のカチに足を着いた状態だと届かない。
思い切ってフェースに足をうつして、右手が取れた。そこからスタンス拾ってカチを繋いで、みたいな感じだった気がするが、覚えているのはそっこーヌンチャクを掴んだことくらいだ。
次のヌンチャクまでが遠い。そして落ちたらめちゃ落ちる。ボルトは足元以下で手繰り落ちとか絶対したくない。アレアレアから友人が声援を送ってくれたが、「ありがとう、でももう降りたいよ〜😭」と格好がつかない。ダメ押しに大きくフォールしたら、降りてもいいですか?と聞いてトップアウトせずに下ろしてもらった。弱い、、。
また一緒にトライできるじゃ〜んと称え合うが、トライ直後は当分このルートをやりたくないと思った。心に悪すぎる。。
「トップロープでムーブをガチガチにかためて登れば怖くないかな〜」とまっしーがほざくので、「それは違え、開拓者の想いを紡いで下からでしょ!」とトップアウトもしてないのに偉そうに喝をいれた。
一刀も微笑街道ももうやんなくていいと思ったけど、湘南に帰って来たらまた行きたい気持ちに変わっている。これが瑞牆マジックってやつか?
特に微笑街道は誰か一緒に取り組んでくれる人いたらご連絡ください。
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