2020/12/30~1/1 南ア/塩見岳

山行報告

●行程
△12/30
鳥倉林道・冬季ゲート 8:40 — 11:10 鳥倉登山口 — 16:00 三伏峠・幕営
△12/31
三伏峠 4:40— 塩見小屋 11:00— 16:10 三伏峠・幕営
△1/1
三伏峠 7:00 — 11:15 鳥倉林道・冬季ゲート・下山

●天候
△12/30
朝から雨、昼頃止む。14:00頃から小雪、寒波到来。夜冷える。
△12/31
晴れ。低温。稜線上は風時々有り。夜、雪。
△1/1
朝、小雪。曇り。林道、凍っている。

●メンバー 中村CL 中西さん 奥田(記)

五竜へ年末年始で行く計画であったが天気予報の寒波が心配であった為、南アルプスに変更となりました。結果として林道と登山道をひたすら歩く初心者向けの山行になった事は私としては良かった限りです。*合わせてくれて感謝です。

IC降りてコンビニで雨が止むまで待っていたのですが、一向に収まらない為出発!

あいにくの雨!ザックカバーを使うことになるとは・・。

駐車場には私の車を入れて二台のみ、道中もう一台の所有者(ソロ)と会い塩見岳の情報を提供してくれました。簡潔明瞭に説明してくれてわかりやすかった、ああなりたいものです。

カラマツの葉
冬期ゲート

二時間ほど林道を歩いているが、まだ登山口にも到達していない。地味に足に来る

やっと登山口
この小屋は202001時点では無かったそうです
エネルギー補給中

ここから登りが急になります、土とガレ岩と雪が混じっており歩きにくかったです。

豊口山間のコル

段々と雨が止み、雪の上を歩く、ここから三伏峠までは狭く、より急な登りで私だけ心臓がバクバク、ペースを上げようと頑張るも都度、視界が霞み頭クラクラしながら登る。お二人とも平然としておりますが山の呼吸とかあるんですか??

死にそうな絵
日本最高高度の峠だそうです。

もう日が暮れそうなので、まずは冬期小屋が使用できないか調査したところ、釘が打たれていて扉が開かない・・。これには皆がっかり、まあしょうがないですね。

おもち美味しかった

中西さんがホットウィスキー、ホットワインを提供してくれて冷えた身体に沁みました。有難うございます。

夜に寒波が来たのか急激に気温が下がる。ガタガタ震えながら夜を耐えてました。

Day2

03:00起床 前日の残り汁にチキンラーメンを投入、朝ごはんを簡単に済ます。

塩見岳へのアタック日となるが予定より早く出発する事が出来たのは良かった。

月明かりが雪面を照らす幻想的な景色に一人テンションが上がる。

朝焼け

寒波で曇りや吹雪いていたら嫌だなーとか思ってましたが終日天気は良かった。

 本谷山あたりでワカン装着

前日は雨、その夜に寒波、早朝にかけて積雪 となると表面フワの氷ウェハースが体重を支えられないと膝までズボリ、足を抜く際に固いウェハースに引っ掛かりと地味に足に来る。

そんな時に中村さん「先行者がいないとラッセルで時間かかるけど、これはこれで贅沢なんだよ~」と言われ納得。誰も踏み歩いていない雪原に足跡つけるのはスキーも同じですが気持ち良いものですよね。 ありがたく先頭歩かせて頂きました!超疲れますね

敗退~

結局塩見岳手前の小屋に到着した時点でかなり遅れていて、私の体力も考慮してもらいここで引き返す事になりました。馬力不足すみませんでした!

ヘロヘロになりながらテント場まで戻る、もう日が暮れそうでした。

この日は先日ほど寒く無く、逆に暑くて眠れなかった位でした。

Day3

夜中息が苦しくて目が覚める。脈拍を測ってみたところめっちゃ早く私にとっては滞在しているだけでつらい環境なんだなぁ、体弱すぎだなぁとか弱気に思っていたが次の日中村さん「そういえばテント内酸欠気味だったね」と教えてくれる。なるほど・・・。

朝ごはんは肉うどん!美味しかった
あとは帰るだけ

帰り道転ぶ事多数

最後の林道が先日の雨でガッチガチに凍っていて怖かった、ここが今回の山行の核心という事で一同納得

尾根を回ると塩見岳が見えなくなるため最後に記念撮影。次は頂上行きたいです

車まで戻り、最後の〆は温泉で と期待していましたが、最寄のインター付近に温泉が無く

駒ヶ根のIC近くの湯で三日分の汚れを落としました。

中村さん、中西さん 有難うございました。

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