参加者 中村、よっしー(記)
ミツマタ。丹沢に春を運ぶ黄色いボンボリ。誰がつけたかエルドラド。ミツマタの香りに誘われミツバ岳からのバリルートで椿丸まで行ってきました。
滝壷橋周辺の駐車場は7時時点でほぼ一杯。みなさんミツマタ狙いでしょう。ミツバ岳まではサクサク。ミツマタのご挨拶が始まりました。
権現山に行く途中から登山道を外れます。ズボズボと黒土に沈み込みながら急斜面を下り、降り口を探しながら沢に出ました。1度目の渡渉ではドボン。靴際ギリギリでセーフ。モンベルの撥水スプレーの高さを実感し、2度目は雄叫びを上げながら乗り切りました。
沢のツメのような斜面を上がり、また渡渉。そしていよいよエルドラドへ。山超え、谷超え来た甲斐がありました。甘い匂いが充満するほどの密集。ミツマタを掻き分けるように進みます。青空だったら映えるでしょうが、文句のつけようのない群生地。休憩したあとの先もミツマタのアーチが続きます。
鹿道をたどりながらクマ沢の頭、椿丸を目指し、その途中にもミツマタがあちこちあり『花のない今だからこそ、こんなにも目が惹かれるね』と言いながら歩きやすい尾根を歩きました。
その後はまたツボ足や分かりづらい登り返し、壊れそうな吊り橋を渡ったり、ミツマタにも癒されるながら飽きることなく無事、下山。
今回の目的地のミツマタ群生地・エルドラドは中村さんが同行してくれることとなり行くことができました。ありがとうございました。
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