参加者 ダンディ、よっしー、N氏
山域 谷川岳
行程 白毛門登山口07:40–松ノ木沢の頭7:53–12:04白毛門12:32–松ノ木沢の頭13:14–白毛門登山口15:14
前週まで雪が少なく夏道が露出していた谷川も前日にまとまった雪が降ってくれた。それでも例年よりだいぶ少ないようだ。
初っ端から急登が始まる。新雪のときはアイゼンが効かないからとアイゼン装着させてもらえない。『アイゼン愛好家なんですよぉ』のよっしーのつぶやきはN氏にもダンディにも届かない。雪が降ったとはいえ通年に比べても少なく木の根が出てる箇所もある。ラッセル好きなN氏は物足りなさそうに戦車の如く急登を行き、足を止めて待ってくれている。
振り返ればダンディが8歳ぐらい老けちゃった人相になってた。屋久島の沢で爽やかに泳いでたダンディとは比べちゃいけないので写真には撮らなかった。
モフモフでフワフワの新雪と爽快な青空は気分を浮き立たせる。今日はどの山でもみんな笑ってるだろうな。稜線に出て右側にある谷川の腹がはっきり見え始めた。西黒尾根、東尾根、一ノ倉沢など山座同定して教えてもらった。午前中なので陰影が深く険しさが引き立ってた。
左側にはジジ岩ババ岩とさいう大きな岩が両門のように立ち、その奥の山頂が白髪ように見えたから『白毛門』という名がついらそうだ。由来をN氏に教えてもらった。
山頂直下の岩場でアイゼン装着をされ許可ほっとする。例年より1メートル半は少ないらしいので、この岩場もいつもだったら埋まってるのだろう。鎖を頼りによじ登る。
『断念・引き返しポイント』と言われるポイントは直登せず岩場を回り込む。知らなかったら確かに断念しちゃいそうだけど、本日はトレースができていたので難なく通過。
そして山頂へ。馬蹄形へ続く笠ヶ岳や朝日岳へもトレースが続いてる。空気は冷たいが、陽射しは明るく晴れやか。三人で腰掛けでモグモグタイム。景色を堪能し下山。
アイゼンはもう離すまいと思っていたが早々に脱着司令(T ^ T) 標高が下がって雪が緩み木の根も出ていたりして何度もすっ転びながらどうにか下山。登りより下りの方が疲れ果てた。多分8歳は老けてた人相になってたはずだが、逆にダンディはイキイキと滑り降りて行った。経験の差を思い知らされた。
帰りに寄った湯テルメの露天風呂は雪見風呂になっていて得した気分になり帰路についた。おつかれさまでした!
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