2025.5.3-5風イラズ→大無間山→朝日岳

山行報告

メンバー:まゆ(CL)、冨澤(記)

行程:
1日目 5:45寸又峡温泉→7:30栗代山登山口→9:46栗代山→11:52大小屋戸山→15:11抜ケ谷山(幕営)

2日目 6:50抜ケ谷山出発→9:16風イラズ→10:52三ッ合山→12:52前無間山→13:36大無間山→14:59→三隅峰→15:29三方嶺→17:15鹿の土俵場(幕営)

3日目 6:00鹿の土俵場出発→6:44日向山→7:47五林沢口→9:58朝日岳→12:09熊平沢ノ頭→15:20朝日トンネル林道→15:55寸又峡温泉

GW後半、新南部へ行ってきました。
過去の記録があまりなく、あってもどれにも『急登』の文字。
体力がないことに不安があり…でも行きたい…。いまいち、どの程度大変なのか…大変なのだろうけど行けるのかどうか…判断が難しく、直前まで参加表明ができずにいました。
道に迷っても4日間あれば行けると思い、無理をしない4日間計画も視野に入れながら入山。結果、4日目が雨予報だったので、途中3日で下山すると決めて、3日で下山できました。

林道通行止めの看板辺りにザックをデポして、寸又峡温泉駐車場に車を止めに行く。道路道6km程ザックなしで歩けてホッとする。

今回はヒルにもダニにも食われることはありませんでしたが、新南部をよく歩き回っているまゆはヒル下がりのジョニー、ダニが見つけやすいように明るい色の衣服、クマよけスプレーに鈴を装備していました。学びです。

今回のルートは水場が全くなかったので1人6ℓを最低担ぎ上げることになりました。
私は6ℓ、まゆは9ℓも担いでいました。
まゆのザックは重すぎて私には背負うことできませんでした。

抜ケ谷山周辺はテントが張れそうな所がいくつかありました。
夜から明け方まで雨予報だったので、なるべく雨水が流れて溜まらないような場所を選んでテントを張る。
実際、雨は夜中に降り出して4:00過ぎで上がりました。出発を遅くしたことで、テントはそこまで濡れていなかったです。

黒枯山の看板の標高と実際の標高(1771m)が違った?
地図には1621mピークになっていましたが、1621mには何もなかったような…。

前無間山の少し手前2293m辺り、平らで開けていて展望も良かったです。

大無間山まで噂通りの急登連続でやっとたどり着きました。

大無間山周辺には積雪がありました…ツボ足で大丈夫でした。

大無間山から三隅峰へ向かう尾根は広く、まゆはコンパスと地形図、私はGPSを頼りに進みました。
三方嶺からコッパ沢ノ頭の途中も迷いやすいところあり。

3日目穏やかな尾根歩きからスタート

しかし、朝日岳登頂前は急下降、急登、大木越え、破漕ぎがあって登頂!

朝日岳から熊平沢ノ頭を目指して進みました。
熊平沢ノ頭には標識や頂上らしい何かはなく、コンパスやGPSで確認をしてわかる。

熊平沢ノ頭の広い尾根から927m地点へ繋がる尾根を進んでいくとレールが現れました。

レールを跨ぎながら捕まりながら目印にしながら進み620m辺りでお別れをして、朝日トンネル脇から道路へ。

山の中で人に会わずに下山しました。

道路道に出てから寸又峡温泉まで歩いて30分程で到着。
駐車場は寸又峡第3が1日500円
翠紅苑の日帰り温泉600円

3日間天気に恵まれて、目指す山を望めたり、見慣れない新南部の景色が見られたり、登ってきたところを眺めたりすることができました…幸せな時間でした。
私がGPSで位置情報を見て向かう場所を確認している間に、まゆはコンパスと地形図で素早く確認して行動するため、途中これ以上の足手纏いにならないためにただ着いていく区間もありました。地形もよく分かっていて方向感覚もあるまゆと一緒だったため、明るい時間に下山できたと思います。広い尾根から目的の尾根に乗る難しさを痛感…。
そして、水を担ぎ上げるために軽量ばかりを考えてザックに荷物を詰めた私とは違い、軽量を考えずに荷物を詰めてそれを担ぎ上げられるまゆに頼もしさと強さを感じた山行でした。

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