参加者:まゆ(CL)、おく(SL)、よっしー、竹沢(記)
1日目:6:14冬期ゲート、8:56鳥倉山登山口、13:08三伏峠小屋屋
2日目:5:20三伏峠小屋、7:00本谷山、9:40塩見小屋、12:50塩見岳、17:00本谷山、18:30三伏峠小屋
3日目:9:30三伏峠小屋、11:20鳥倉山登山口、13:50冬期ゲート
寒いのが苦手で、冬はできればポカポカクライミングの方が良いのだが、やはりシーズンに一度は冬山に宴会しに行かないと、ということで丁度身の丈に合ったこの計画に飛びついた。6年冬山に行っていないので、今回1か月かけて装備の見直しから始めた。アウターはボロ布だったし、サングラスは崩壊していた。山行後にはゴーグルも崩壊し、靴のソールも一部剥がれた。この一年泊り山行に行かなかった理由でもある 重い荷物で下ると痛くなる膝も心配だ。
茅ヶ崎を12:50出発、冬期ゲートに着いたのは4:30だった。すでに数台車が止まっている。まだ暗いので1時間程度仮眠した。塩見岳は前日、前々日と雪が降っているはずだが、下界の大鹿村には雪がなかった。ここ冬期ゲートでもそれほど積もっていない。さてこれから3日間は好天が続きそうで、楽しみだ。
登山口までアスファルトの林道約2時間、とても長いが景色も良いのが救われる。後ろは中央ア。
三伏峠まではそこそこの急登も交え、すっかり汗だくになる。かなり息が上がるが、標高のせいだろうか。前回来たときは、そこまでつらい思いはしなかった気もする。歳のせいなのか?荷物もそれほど重くないはずなのに・・・。
ようやく13時に三伏峠小屋に着く。中は暖かくて天国。サービスでお茶を頂く。2日前に小屋を開けたらしい。どうやら本谷山まではトレースがあるらしいが、その先はないだろうとのこと。さてテントのための整地をするかと外に出たら、丁度小屋のスタッフさんがトイレ用のブロックを切り出した跡を勧めてくれた。丁度良い広さでかつ平ら、ありがたく使わせて頂く。
テン場には続々とテントが増えてきた。これは、明日も単独ラッセルはないと一安心。
夕焼けの塩見。テントに入ってもまだ3時過ぎ、食材がカチコチでそれを溶かしたり、水を作ったりでのんびりしながら、よっしーの鳥団子鍋に舌鼓を打つ。実はよっしーの料理の噂は聞いていたものの、今回が初めて。鳥団子は、軟骨入りで歯ごたえがあり心憎い工夫がされている。次から次へと出てくる調味料と、それを味見なしでズバズバ入れる様も初体験。適当に見えても、出来上がりの味付けはとても良いから不思議だ。
明日の起床の話になり、本谷山先からトレースがないので、「3時起きで5時発でないと間に合わない」と、まゆリーダー。これだけテントがあるので、「多少遅く出て、他パーティーのラッセルに参加したら?」と、自分含めて年寄りたち。「ラッセルしなしに登山と言えるか!」と超硬派なリーダーはおっしゃり、軽く一蹴された。明日はどうやらラッセルらしい。登山届の目的を、こっそりと「宴会」に書き換えとけば良かったと後悔した。
翌朝テント内は結露びっしり。皿などできれいに取り除く。おかげでバーナー付けてもテント内に雨は降らなかった。時間があればおすすめ。
ヘッデンを付けて出発。しっかりしたトレースが本谷山の先も続いており、「実は塩見まで続いているかも?」と言うと、ド硬派リーダーは「そうかもですねー」。残念なのだろう、心なしか声が暗い。
それにしても、今日は宿泊荷物がなく軽いのになぜか息が上がる。そんなに高度に弱くなったのか。そのうち、前にいた女性の2人組を抜かし、次いで先頭の男性1人Pに追いつく。どうやら、彼らが先頭だったようだ。急にド硬派Lのテンションが高まり、トップになった彼女は嬉々として早い早い。若いというのは素晴らしいと昔を思い返す・・・いや違う オレは昔からラッセルは好きでもなかった(-_-;)。
そのうち後続も追いついてきて、ラッセルを交代で回す。塩見小屋の手前はハイ松で潜っていやらしい。とは言え、南アのラッセルは進む。
塩見小屋を過ぎるとほどなく岩稜帯。もうラッセルはないが、先頭は悩みながらルーファイしているようである。
ゼイゼイしながらなんとか塩見登頂。360度パノラマで、中央、北アはもちろん、富士山がでかく見える。時間は13時だが、帰りも長い。この調子ではかなりしんどくなりそうで、とりあえず食べられるうちにと、アンパンなど甘いものを無理やり詰め込む。
雪が少なく氷もミックスだった前回と異なり、今回は雪が適度にあって歩きやすいものの慎重に下る。塩見小屋に着いたのは15時近くだった。帰路もアップダウンが続き、疲労困憊と思いきやなぜが息が上がることがなくなった。そうか、ただのシャリバテだったのか、とようやく気づく。
周りの景色はきれいだが、パーティーの速度は上がらず、結局今回もヘッデン山行となった。早めに湯を沸かすために自分一人で先に降りたが、よっしー、おくさんは疲労でかなり厳しかったようだ。18:30、全員三伏峠小屋に着く。
この日の夕食もA4和牛のすき焼きと凄かった。
これはまゆちゃんLが作ってくれたひよこ、ではなく雪だるま(目は各自作)。硬派だが、女子力も高し!
まゆ画↑
最終日は春山のような中を下山、温泉とアルルというボリューム一杯のこじゃれた定食屋に寄って締めた。
3日間好天に恵まれ、あまり風もなく、これ冬山?というくらいの良い山行でした。懸念していた膝も問題がなかったのも嬉しかった。丁寧に企画とアレンジをしてくれたリーダーはじめ、皆さんありがとうございました!

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