2023.04.24 鬼石沢

山行報告

参加者 平島 TSUKA よっしー(記)

先週は下界29℃。今週は19℃という気温差のなか鬼石沢へ行ってきました。

先週のマスキ嵐沢では頭から水を浴びたので急遽、上の沢ウエアも買って寒さ対策バッチリで臨みます。

鬼石沢はマスキ沢分岐からさらに30分ほど歩き8時53分に入渓。入渓といっても沢の横を歩くリーダーたち。雨が少なかったせいか水量はそれほどでもない。しばらく行ってから『水の中、歩かなくていいんですか?』と聞くとTSUKAさんが『寒いだろう〜』 そうか、沢は臨機応変が大事だと知る。

たまに足首まで水に浸かり、一つ目の滝はいつの間にか巻いて、二つ目も問題なし。F3がヌメッてたのでロープを出してもらう。左にハーケンが2つ上下に並んであった。水量が少ないからヌメるのかなぁ。F3の上はナメ滝だけど水量が少なくて滝ほどにはならず。その代わりアトラクション的な感じになってきて、先ほどまで眠そうにしてたTSUKAさんが『ようやく元気でてきた』と明るい顔。

胎内くぐりは大岩の隙間をよじ登るのだが足が届かず、リュックは邪魔だし手がかりも私にはわからない。先に上がった平島さんにお助けロープをだしてもらい右手に巻きつけ、左手も掴んでもらい力一杯引っ張ってもらい、もがき這い上がった。その様はまさに鉗子分娩の出産のようで、胎内くぐりが私の核心であった。TSUKAさんも苦労するかなと振り返ったら、お助けロープを使うものの特に問題なく通過。もっと苦労して登って!と悔しまぎれを言い放った。

狭いよ〜!わがままボデーが通してくれない。

マスキ嵐沢でも見た伏流水。鬼石沢でも所々に水は休符をうっていた。一旦消えた水がまた現れる前には白砂が水を含んで濃灰色になって、石が濡れ、沢の復活を教えてくれる。それを見つけるのが楽しい。山で見る星空でも雲が切れて、パァっと満点の星が現れる感じと似てる。

新東名のトンネルを掘ってるせいか鬼石沢の水は昔よりかなり少ないらしい。本日も何度もハッパの音がした。他の丹沢の沢はどうなるのかな。

別荘みたいな畦ヶ丸避難小屋

畦ヶ丸にでると別荘みたいな畦ヶ丸避難小屋があった。下山では鮮やかなミツバツツジ、早咲きのシロヤシロを楽しみつつ西丹沢ビジターセンターへ下山。水量は少なかったけど楽しい1日だった。

おつかれさま! また行きましょう!

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