2023年9月9~10日 奥利根 楢俣川前深沢

山行報告

参加者 浦野CL,中西SL,会員外1名

昨年、悪天候のため中止になってしまった楢俣川前深沢のリベンジに行ってきた。一時は台風が関東を上陸する予報で今年もダメかと思ったが、参加者の日ごろの行いが良かったのか、熱帯低気圧に変わり、速度も上がったため山行を決行することができた。

1日目

林道終点6:00~入渓9:00~前深沢出合11:10~大滝下15:15~大滝上(幕営地)17:15 オートキャンパーズエリアならまた手前の林道終点からスタートする。ここから3時間の林道歩きが始まる。林道歩きなんてずっと平坦でしょうと高を括っていたが、地味にアップダウンのある林道に汗ばむ。幸運にも天気が曇であったため灼熱地獄とはならなかった。

林道終点
ならまた湖 きれいだが渇水がすごい

入渓。癒しの渓相と深緑の木々がお出迎え。癒されながらゆったりと遡行開始する。

入渓点

9月に入っているが魚影もチラホラ見受けられた。ここで中西さんが竿を取る。

釣り方は餌釣り!エサは現地調達
初釣果を目指す中西さん。結果はいかに。
んー。来年入れ食いの沢でもいきましょうか!

小滝を登りながら最初の核心12m滝を目指す。

中深沢出合、この滝の登攀は厳しそう。

12m滝 正面からみるとかなり厳しそうな滝であるが右から左へ階段状をシャワークライミングをしながらトラバースし左壁から容易に登攀ができる。ハーケン1か所打ったが岩が脆いしヌルヌル。

12m滝

12m滝をすぎてすぐに10m滝が現れる。こちらは一応ロープ出しましたが、フリーで登れる滝。こちらもヌルヌル。

10m滝

大滝手前にトイ状連瀑帯のひとつ、8m滝が意外と悪くロープを出して左壁から登る。ホールドが乏しくヌメっていたため緊張感のあるクライミングができた。

ここでもハーケン使用。ハーケン打込のいい練習になった。

8m滝を超え40m大滝が見えてきた!朝一の大滝登攀はきついから今登ってしまおうということで本日最終登攀開始!!

右壁を登り、中間テラスでピッチを切る。2ピッチ目は右から超えるか、左のスラブを超える。フォローされながらスラブを登ったが荷物を背負いながらだとなかなかしびれる登攀になった。

左壁を登っていく

大滝上すぐに幕営地発見!タープの張り方や焚き火の付け方、お米の炊き方を教えていただきました!そして今夜は肉焼いて、酒飲んで、パーティータイム!

お腹すいた~
焚き火、ご飯の写真撮り忘れた…お腹いっぱい食べました。

2日目

大滝上(幕営地)6:10~至仏山山頂8:50~鳩待峠11:00

大滝上か水量が一気に減り、涸れ沢になると浮石が目立つようになる。ここの登りが地味に疲れる。少し藪を漕ぎながら岩稜帯の右を目指していくと登山道に復帰する。山頂はここから10分ほどで到着!

朝にもかかわらず登山客がたくさん

ここから約2時間の下山が長く感じた~。鳩待峠まで無事に下山し見事昨年のリベンジを果たした。

燧ケ岳と尾瀬ヶ原

久しぶりの泊まり沢、先輩お二人ともお疲れ様でした。ありがとうございました。 沢登りもそろそろシーズン終わりになるが、あと2,3回は行きたいな!

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