- 期日:2023-02-11~13
- 山域:戸隠
- ルート:九頭竜山左稜
- 参加者:L.鈴木、宮崎、相原、冨澤、吉武(投稿)
- 天候:晴れ / 晴れ / 雪
1年前の2022年2月に、鈴木、宮崎、相原で行っていた本ルートは野生のキノコに苛まれ撤退を余儀なくされたらしい。そんな場所に、2023年は仲間を増やしてリベンジしに行ってきました。
そこは煌めく大人の遊園地!
入場無料、年齢制限なし。だけど木登りができない者は入園不可。
雪がジャンジャン降りだったと聞く2022年に比べ、今年は目に見えて降雪は少なく、メンバーが増えて登攀に時間がかかると予想されたものの、無事工程通りに山を下りることができました。
内容は…
木登り:5割
ラッセル:3割
人工:1割
地図読み:1割
といったところ。
ときには程よいラッセルに楽しさを覚え…
ときには崩れていく足元の雪の少なさに嘆き…
枝や藪に絡まるリーシュに苛立ちを感じても、その先にあるバイルに命を救われる…
そんな押し引き上手を楽しめる人には堪らない…!
道がない?作ればいいのさ!
登攀中は要所要所のコル以外ではおおむね無風。
前回の記録で登攀内容について詳しく書かれていなかった理由が、行ってみてわかりました。
右に左にトラバース、雪の状態で如何様にもルートをとることができるため、その時によって新鮮な登攀ができるでしょう。雪付きが浅ければ泥壁を登ることになるので一張羅で行くことは御法度。
初日と中日の一時と、最終日を除き好天で、朝夕焼けにこんこん雪にぜーーんぶ楽しめました。
予想以上の進み具合から岩稜基部にて、1日前倒しで帰宅できたら新JWallに行こか~という会話を山の神様はしっかりと聞いていた。罰というかご褒美というべきか、戸隠をきっちり3日間堪能させていただきました。無事リベンジおめでとうございます!
お昼過ぎに下山できたので、観光とお風呂とグルメに。
お蕎麦という選択肢以外に、ドン・キホーテのハンバーグという手もある。
2022vs2023の山容の違いをご覧あれ↓
・使ったもの:スノーバー、アブミ、トランシーバー(スキー場と混線する)、スコップ(先頭)
・使わなかったもの:イボイボ、土嚢袋
2/11 晴れ 奥社駐車場7:15→九頭竜山左稜(左尾根)取付8:00→1660m幕営地15:30
2/12 晴れ 出発6:00→岩稜基部12:15→トップアウト15:00→戸隠山山頂付近幕営地18:00
2/13 雪 出発7:00→八方睨み8:20→蟻の戸渡10:30→戸隠奥社13:00→奥社駐車場14:00
左から:父、母、次女、長女、親戚の前歯がないおじさん
また来たい。
*2/12には日帰りのパーティーが同ルートに後続で入ってきました。多大なるご迷惑をおかけしましたが、温かく強いパーティーで救われました。
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