2023.10.14 白石沢巨大スラブ

山行報告

参加者: ツカ、ひらちゃん、若武者、ザキミヤ、シマ、よっしー(記)
行動: 8時15分着岸、8時30分過ぎにスタート。9時50分に巨大スラブ到着。10時50分に稜線にでた。ウロウロ遊び12時30分下山開始。14時前にバックウォーター着

朝靄が立つ奥只見湖からチャーター船に乗り込んだ。湖畔は紅葉で彩り始めている。途中、スラブの山肌がチラチラ見え、この辺一体が岩の山となしてるようだ。

流木で埋まっている白石沢バックウォーターに降りた。今日は国内最大面積の白石沢、巨大スラブを見に行く。遡行は1時間程度。途中で右から巻くスラブが出てきた。岩を見た途端ザキミヤさんは目の色が変わりロープも持ってないのにトップでフリーで行き、続きロープを持ってるヒラちゃん。若武者はクラックから果敢に攻める。私とツカさんは若者を見守りつつ『ロープちょーだーい』とおねだり。

ほぼ水にも濡れず、最後は木を掴みながらよじ登るととんでもないスラブが目の前に広がった。スラブの一枚岩がすり鉢状になっていて、立ち上がると巨大なスラブに抱かれ包まれるように感じる。

みんなは沢靴のラバーソールで通したが、私とツカさんはクライミングシューズに履き替え、1人は裸足になり巨大スラブを歩く。

先に来ていた先行者2名がこちらに歩いてきた。船舶免許があるので船をチャーターして、これから奥只見湖に戻りワカサギ釣りをするらしい。
稜線にあがろうと斜度がキツくふくらはぎや腿がキツくなってくる。たまに剥がれて浮いている石もあるので注意が必要だがクライミングシューズの威力発揮で楽しく歩ける。


稜線からは越後駒ヶ岳、会津駒ヶ岳、平ヶ岳が見えお昼ご飯を食べながら山座同定。お昼ご飯の後はビューポイントまで降りて行った。斜度があり緊張する。

広角にして写真を向けても4分の1くらいしか写らない。沢登りというより巨大スラブ見学だねとみんなで笑った。『落ちても大の字になれば止まるぞ!』とツカさん。少し黒っぽくなってるところでは裸足の若武者が『このあたりは濡れてて滑る』という。触ると確かにしっとりしてた。岩に染みている水が沢になってるのかな。


ビューポイントで座り込み巨大スラブの雄大な時間を満喫した。今は私たちだけの時間と空間というのをみんな感じていた。

船の迎えの時間があるので後ろ髪ひかれながら巨大スラブを後にした。下りは思った以上に早く降りることができた。迎えまで時間があったので焚き火で暖をとって締めとした。

昼は景色を堪能し、食に舌鼓を打ち新潟を満喫した1日となった。

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