参加者 まさよん、とみざわ、ひらしま(記)
ブログのサボり癖でだいぶ時間が経ってしまったが、素晴らしい山行に行かせていただいた記録を記させていただきます。
チーフリーダーの発案で、茅ヶ崎山岳会では11/3~5の2泊3日で谷川岳の登攀を計画していた。本記録はその内の真ん中の11/4の記録。とみざわさんは前日から入っており、今日で2日目だ。まさよん&ひらしまは11/4入りの為、5時に駐車場を出発してヘッ電歩きで皆の待つ一ノ倉沢出会いに向かう。
一生懸命歩き、予定通りの6時に着く・・・のだが何か様子がおかしい。テントの中から寝起きのような声が聞こえる・・・。テントを除くと酒臭い。どうやら前日入りの3名は今起きたところのようだ。前日の懸垂下降で色々あって、下山が遅くなった後、しこたまお酒を飲んだ模様。
だいぶ遅れて集まりだした観光客に変な目で見られながらモルゲンロートの一ノ倉沢へGO。
2名は残置してきたロープの回収。残り3名は一ノ倉沢の衝立岩中央稜を登ることとした。
沢の巻道に入るところに到着。トポだと巻くが、なんだか沢の中を進んでも行けそう。
ここで、沢班と巻道班に分かれて進む。
行ける行けると思っていたら、大失敗。ルート選択を誤り、最後はシビアな傾斜を登って巻道班と合流。
巻道班はとっくに中央稜の基部にいる。急げ急げとテールリッジを登る。衝立岩を目指してグングン高度を上げていくのが楽しい。そして、程よいバリエーションルート感。
準備を整えて登攀開始。
1&2ピッチ目:ひらしま、3ピッチ目:とみざわ、4&5ピッチ目:まさよん ⇒同ルート下降
中央稜は快適だった。
1ピッチ目は快適。2ピッチ目は終了点があまり良くないので、少し遠くからカムで補強。3ピッチ目は初めのトラバースが高度感あって怖い。怖い怖いと言いながらもとみざわさんは安定してパスしていった。5ピッチ目がトポのイメージよりも難しかった気がする。少しルートが違ったのか?しかし、そこを登ったまさよん、カッコいい。
こんなに素晴らしいルート、天気で、関東からも遠くないのにほとんど貸し切り。とてもラッキーだった。
登攀で空かせた腹を満たしたあとは、サクサクと下山。
帰りは熊が出ているとのことで、一ノ倉沢出会いから駐車場まで役場の方に車に乗せていただいた。案の定、出没しているというポイントでは熊に遭遇した。車に乗せてもらえて良かった。登山者や観光客の安全に気を配ってくれている役場の方々に感謝。
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