2021.2.6-7 米子不動アイス 正露丸・阿修羅

山行報告
  • 期日:2021-2-6 -7
  • 山域:四阿山・米子不動
  • ルート:2/6 正露丸 2/7 阿修羅
  • 参加者:L.穴井(投稿)、相原
  • 行程
    2/6 林道車止め 8:30ーテン場10:30ー正露丸取り付き12:30 ー終了点16:30ーテン場18:00
  • 2/7 テン場7:30ー黒滝取り付き8:40ー阿修羅取り付き10:30-終了点13:30ーテン場15:00-林道車止め19:00

今年も米子にアイスへ。穏やかな天気の中、快適に登れました。
メンバーが急遽2人減り、出発直前にすったもんだして別に行く予定だった宮崎さんパーティと5人で1台で乗り込んで向かいました。初日は正露丸を登り、2日目は黒滝の予定でしたが氷結が甘かった為、大沢エリアに移動して阿修羅を登りました。

正露丸 110m Ⅵ級

テン場に設営を終えて、林道から不動滝方面へアプローチすると正露丸が見えてくる。
滝の下まで来るとよく立っていて、なるほど胃が痛くなりそうだ。12時を回り米子初めてのパートナーは初日は簡単なところがいいんじゃね?と珍しく乗り気でなかったが、なんとかなるでしょうと取り付くことにする。

1ピッチ目 50m 穴井リード
左端のツララ状から直上する箇所がしょっぱなから核心。中間部で右トラバース、更に直上して傾斜が緩んだところでビレイ。

フォローの相原さんは包丁のようにバチバチに鋭いデ〇リピックと新調した手袋で参戦。テムレスは寒いとのこと。シーズン2回目のアイスとのことだが安定して登ってきて流石でした。

2ピッチ目 35m  相原リード
階段状を右から左に回り込みながら登る。左側の凹角状も意外と傾斜があった。

3ピッチ目 25m 穴井リード
最後の氷柱もよく立っている。左から表に回り込んで直上。高度感満点で気持ちがいい。
氷の後は雪壁を少し右側の灌木まで。

初日から2人でフリー完登~。
そそくさとテントに帰るも奇妙ノ滝に出かけた別パーティは待てども帰ってこず心配しましたが、酔いが醒めたころ20:00過ぎにようやく帰幕。夜は宮崎さんが用意してくれた鶏鍋をギブアップするまでたらふく頂きました。

阿修羅 85m Ⅵ-~Ⅵ級

2日目はまだ登ったことのない黒滝に向かいましたが、抜け口が繋がっていない様子だったので大急ぎで大沢エリアに移動して阿修羅を登りました。

1ピッチ目 35m、2ピッチ目 35m 穴井リード
落ち口付近まで長いバーティカルが続く。中間のテラスで一回切って写真撮影。2日目で感覚が戻ってきたのか登りやすかった。

フォローもぐんぐん登ってきます。2ピッチ目は足が無くなり惜しくもテンションが掛かったようでしたが、気合いの入った登りでした。「今日は気合い入ってますね!」→「いや明日、朝から湯沢でスノボだから早く帰りたい」、、やっぱりタフガイは違います。

3ピッチ目 相原リード 15m
最後の落ち口でバトンタッチ。スクリューが岩を叩くくらいには薄かったですが、問題なく登れました。
下降して取り付きに戻ると一気に寒気が入り雪が舞い始めて寒くなる。
テントで龍神に出かけたパーティが戻ってくるのを待ち、暗くなったころに撤収しました。

帰りはこちらのとんかつで仕上がりました。
まだ登りたいルートが残っているので、また行きましょう。

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