錫杖岳1ルンゼ リトルウイング

山行報告

メンバー 齋藤、M(投稿)、塚越、久野

暑いくらいの秋晴れの中、錫杖のリトルウイングへ行ってきました!

リトルウイング(10c)下部は、1ルンゼルート、もしくは1ルンゼダイレクトを辿る、という事で、

1ルンゼダイレクト→リトルウイング(塚越さん、久野さん)、1ルンゼルート→リトルウイング(齋藤さん、M)のオーダーで登りました。

1ルンゼといえば、何年も前に会の尊敬すべき先輩と登り、ほとんどプロテクションが取れずに、挙句フォローで落ちた記憶があり、なんだか怖いルートというという印象でしたが、やっぱりその通りでした。ハーケンはほとんど無いので、ところどころカムが入るところを探しつつ登る。ただ、クライミング自体はそこそこ快適登れるレベルだったかな。

そして、最終2ピッチのリトルウイング。ギザギザクラック。

随分前から取りついてた先行パーティも苦労して登っているのが見えて、なかなか厳しそう。

塚越さん、久野さんペアが先にとり付く。5.9の出だしから悪そう。

リードの塚越さんは、2P繋げて登って行ってしまいましたが、確かに1ピッチ目の終了点のテラスは後述するように行きずらいので、繋げて登るのか自然なラインなのかも。

そして、1ピッチ目、最初Mリードで取りつくも、やっぱり出だしが悪い。

ボールナッツを出だしの細いクラックに入れてみるが、テンション掛けたら抜けてしまい、ビビって進めない。時間かけてもなので、齋藤さんに交代してもらう。

齋藤さん、出だしで少し苦労するもノーテンで終了点まで。ナイスクライミング!

私はフォローで登るも、ホールドがところどころ遠くて、き、きつい。

そして1ピッチ目終了点、足場と手がかりの無いちょこっとのトラバース先のテラスに齋藤さんが待っていた。これはフォローの方が怖いという奴ではないでしょうか。齋藤さんが大丈夫受け止めるからと言うので、数分の逡巡後、テラスに向かって飛び込んだら、やっぱり齋藤さんにぶつかってしまいました。

2P目も齋藤さんリードで。

出だしからこちらもパワームーブでバランスも悪そう。

そして、ところどころにボルトはあるが、ハンガーは回る状態で、垂壁に散りばめられた遠いガバを辿る感じ。このピッチも難しい。齋藤さんは、上部は塚越さんと違うライン(ワイドクラック)を辿り終了点まで。お見事でした!!

終わってみると、リトルウイング、本チャンの10cはやっぱり厳しいかったなという感想です。

これくらいは余裕で登れるくらい、実力つけて再挑戦!?したいかな!!

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