2023年10月7~8日 フヨ谷遡行~丸倉谷下降

山行報告

参加 相原 富山起点さん(会員外)
行程 7日5時30分シャルマン火打駐車場~大滝下9時20分~大滝上13時20分~稜線幕営15時
   8日6時幕営地~7時丸倉谷下降~駐車場13時
   ギア カムコンマ3番から2番 ボルトキット ハーケンと捨て縄多数
      クライミングシューズ

フヨ谷の支流

渓谷登攀を読んで知ったフヨ谷に行ってきました。悪絶な大滝、大崩壊した上部
中々手強い丸倉谷下降と今シーズンのがんばり系沢登りの沢納めとして
充実した山行になりました。

駐車場からすぐの林道からスタートしてほぼ放置状態といわれている西飛山ダムを
越えて長い河原歩きが続く。そして天気が悪い。

10月になると気温もだいぶ下がり水温もとても冷たい。

フヨ谷のゴルジュが近づいてくると雪渓がでてくる。

最初に出てくる前衛滝

岩質は脆く土砂を払いながらの登攀になった。

前衛滝を越えるとすぐに核心の大滝が現れる。
ここの登攀が激悪の悪絶で滝上にでるのに4時間近くかかってしまった。

クライミングシューズはあった方が良い。
土砂を払いながらの登攀で
とにかく落石も多くビレイも大変

4pロープを出し25mギリギリで落ち口へ

大滝上もすごい光景でありこの先は何が現れるのかと思い進むと
不思議な光景が

上部にあるはずのゴルジュや滝が全て土砂で埋まっている。
山は逃げないという言葉があるが、自然の変化と共に沢も姿を
変え逃げていくのだと実感した
土砂の落石が多く沢での幕営は危険の為、稜線まで一気に高度を上げる。

稜線には快適な幕営場所があったが雨振りで
焚火もできず極寒の夜を過ごした。

火打山は雪で真っ白だった

朝を迎え極寒でビショビショの服に着替え丸倉谷の下降点へ向かう。

丸倉谷の下降は意外に悪く大きな滝やゴルジュがでてきて
懸垂多数や巻きで時間がかかった。

下山後は上越市まで足を運び、吉村家直系ラーメンの上越家を食し
これで全国の家系ラーメン直系店13店舗(2023年10月現在)を制覇し
神奈川へ帰宅しました~
頚城の沢も奥が深いぜ

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