参加者 ツカ、イッチー、越野、ダンディ、ザキミヤ、よっしー
行程 7:20 淀川登山口—8:00淀川避難小屋 入渓8:20–12:40花之江—13:40黒味岳—15:45淀川登山口(温泉組は14:25下山)
出発の3週間前からザックに荷物を詰めたり出したりを繰り返してたら台風6号発生!鹿児島から屋久島へのフェリーは8日間ぶりの運行で甲板に人が溢れ難民船のようだった。台風でヤキモキしたが予定通り屋久島についた。
台風の影響で淀川登山口の1.5km手前で道が崩落し通行止めになっていて紀元杉バス停近くに車を停めてスタート。
淀川避難小屋の横から入渓。薄いグリーンの河面、底に広がる斑ら模様が美しい。水は思ったより冷たい。
癒し全開の沢を気持ちよく歩く。透明度が高くて浅く見える所も太腿くらいまであったりする。
美しく優しい溪相の中をどこまでも進む。初めこそ寒く感じたが、段々暑くなってきてダンディが気持ちよさそうに泳ぎ始めた。そのうち大きな岩が出てきたが問題なく進む。
ポットホールがあちこちにあったり、沢底や岩の形状が沢素人のよっしーは珍しくて、もっとゆっくり見たいけど、皆んな早い。
台風で沢には枯葉がたくさん流れている。木の枝には枯葉がゴミのようについていて増水した時の高さが分かる。まだ水量は多いようだ。初ヘツリのあと私を心配して覗き込んだザキミサさんがせっかくヘツったのにドボン😅
滝はツカさんがチャレンジするも水量が多く左から高巻く。
高巻いた先は癒し系となり二手に分かれてた。右は進むと穏やかな流れのため屋久島の森が水面にリフリクションしてた
この後沢が分かれて、右手の方が広くて行きたくなるが、ここは右より細い左が本流。
しばらく行くと沢は広さを取り戻し滝も出てきた。私は右から巻くがみんなは水線でいってた。
日本庭園みたいなところが現れたので昼休憩。前日のスーパーも物資が届かず久しぶりに昼からの開店で人が押し寄せてた中、朝昼ごはんをゲット。
一旦、昼休憩しもう終わりかと思ったら光が差し込む静かな淵が出てきた。ダンディが右からヘツるがドボンするのを見て、おとなしく壁に沿って泳ぐ。
その後も胎内くぐりの滝が現れ頭からシャワーを浴びたり、ナメ滝を上がると猿の集団歓迎をうけたり飽きない
また淵にでたけど、ここは長くて不安もあって私だけ右から巻いた。
大きな岩が出てきて足を確保してもらったり、つまみ上げてもらったりしながら最後の15mのナメ滝に出た。イッチーがトップになってロープを出してもらう。後続はゴボウといいながら、フリーでみんな登って行った。すごい。
その後は急に沢が細くなり登山道へ合流。今回は70周年記念山行なので見えるか見えないかは置いといてイッチーが『70』ポーズで〆てみた。今日イチのガッツを見せたリーダー。えらし。
屋久島はヒルが出るという情報をもらっていたのでヒル避けスプレーを靴に満遍なくかけた。でもこのルートでは誰もヒル被害がなかった。ここは安全。
花之江で黒味岳組と温泉組に分かれて行動。黒味岳では宮之浦岳への稜線が見えたらしい。
入渓ポイントが見える橋に戻った。いつか、もう一回行きたいなぁと見惚れてたら『もう一回行ってきていいよ』と越野さん。でも今日はお腹いっぱいです😅
下山後に寄った楠川温泉は300円でシャンプー&リンス、ボディソープまだ備え付けてあった。
『今までよっしーが行ってた沢とは屋久島はスケールが違うぞ』と言われビビっていたが、渓谷の美しさもスケールが違った。変化に富んだ癒しの沢は、めくるめく美しい、楽しい沢だった。
そして屋久島のご飯が美味しくて毎晩ド宴会。思い出と体重が増えた4日間だった。
お土産で買って帰った松田商店の飛び魚のすり身をさつま揚げにし、屋久島限定の三岳で乾杯。帰ってからも屋久島を楽しみました。
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